スズキの軽トラック、キャリィにリコールが出たのでお知らせします。
内容がちょっと危ないです。
以下抜粋です。
燃料タンクにおいて、車体への取付部位の強度が不足しているため、走行中の振動により当該取付部位付近に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し燃料がにじみ出ることがあり、最悪の場合、滴下するおそれがある。
国土交通省HPより引用
該当のキャリィは燃料タンクが後ろにあります。リヤナンバープレートの奥です。
取り付け部の強度が不足して走行中の振動で亀裂が発生するとなっています。
このリコールで一番怖いのが車両火災につながりかねないということです。
軽トラックであるキャリィを使っている人は、主に仕事で使ってる人が多いです。軽貨物車でビジネスユースですね。
農作業にも当然使ってるでしょうし。ユーザー層としては、個人的な印象と実際のお客さん像は違うかもしれませんけど喫煙者が一定多数いると思います。
例えば、農作業の合間にトラックの横に座ってお茶を飲みながら一服をする。そんなとき、リコール該当車でガソリンが漏れていたら・・。
最終的には人為的にて車両火災に繋げてしまう恐れがあります。これが危ない。
リコールの燃料タンク形状などを見ると、タンクのカシメつなぎ目部分が危ないようなので、リコールを受けるまで気を付けることとして燃料をあまり満タンに入れないことかなと。
半分以下にして使っていれば、もしかして亀裂面なら漏れてこないかもしれません。
いずれにしろ燃料漏れというリコールは、何を差し置いても早めに受ける必要があると思います。
もちろんバッテリー交換なども気を付けないといけません。ターミナル装着時に火花が飛んで、それがもとに引火することだって感がられますから。
キャリィのリコールは早めに受けてください。おそらく部品と作業を考えれば、1日あたりにできる台数には限りがあると思いますが。
最近スズキのリコールが多いです。作業従事者頑張ってください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。