リビルトエンジンの説明書に書いてあることがとても為になる件

本日はエンジンについて。
とてもためになるものをGETしてきたのでコピーして持ち帰ってきました。
それはリビルトエンジンの説明書。

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リビルトエンジン説明書

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MHOが今までエンジン換装を行ってきたケースは、
お得意の解体屋さんから素性の明らかなエンジンを買ってきて、
それを内部をプチOHしてからお客さんに換装してきました。

リビルトエンジンは換装したことがなかったんですが、
久しぶりにエンジン換装の仕事が入り、説明書を発見。

とてもいいことが書いてあります。

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車両はスズキワゴンR
エンジンはK6A型エンジンです。

走行過多によるオイル減り、そしてVVTアクチュエーターがオイル交換不備のため故障
とどめはタイミングチェーンがオイル交換不備のため音鳴り

これらをお客さんに説明したら、載せ換えてくれということでエンジン換装に至りました。

説明書の中でためになることを抜粋してお伝えします。

まずはエンジンを載せかえる搭載前にやること

ラジエターの清掃
ウオーターホースの劣化確認・新品へ交換
サーモスタットは新品に交換
電動ファンのスイッチの動作を点検

まぁこれらは全てオーバーヒートを防ぐための作業ですね。
エンジンを下ろしたら、ホースというホースは全て交換することをお勧めします。

次に

インマニやエキマニ。オイルクーラー・配管に異物が入っていないか確認すること。
エアポンプ搭載車はポンプローターの破損もチェック。
キャブのコンディションを調整すること
点火調整はイニシャルタイミングとアドバンス量も点検。デトネーションはエンジン破損の原因になります。
オイルはメーカー同等グレードを使用するとこ。オイルフィルターをつける前に、フィルターの中にはある程度オイルを満たしておくこと。また搭載後500km走行後にオイルとフィルターを交換すること
エアクリーナーは搭載前に新品にする
PCVバルブの詰まり、ホースの詰まりはクランクケース内圧を上げてオイル消費過大、オイルシールよりのオイル漏れを誘発するので必ず清掃すること。
フライホイールは必ず規定トルクで締める事
ミッションをつける前にベルハウジングが完全に密着しているのを確認してからネジをつけること。
クランクプーリーの取り付けプーリーのシールあたり面を確認。オイル漏れを誘発します。
クランクプーリーは規定トルクで締める事
ターボの確認もする

搭載後として
エンジンに火を入れる前にオイルとLLCがきちっとはいっているか確認。
イグニッションコイルの配線を抜いておいてクランキングをしてみる。オイルプレッシャーが上がるか確認。
(エンジン始動前に各部にオイルをいきわたらせる効果もあり)
エア抜きをきちっと行うこと。
バルブクリアランスを再調整することをお勧め。

搭載後のテスト
40km/hで負荷を掛けないようにテストを行います。

これらは避けてください

急な過減速、過負荷、過積載
高速、高回転での使用
過大なノッキングの発生
長時間のアイドリング保持
オーバーヒートでの走行

と、まぁ内容をMHO風にアレンジしてお伝えしましたが、ためになるでしょう!?

特にPCVバルブはたまには掃除したほうが良いとMHOも思います。
特にオイル管理が悪い車はPCVバルブを良く掃除しましょう。

以上エンジンについてでした。

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コメント

  1. 愛知の事務員 より:

    さすがリンクスジャパンと言えますね。
    オイルフィルターまで書いてあるとは。

  2. 愛知の事務員 より:

    すいません、先の投稿で会社名が違いました。

  3. MHO より:

    この説明書は大変参考になりました