リビルトを活用しよう

本日はリビルトのお話しを。
リビルトとはいわゆる再生部品です。リビルトのラインナップは幅広くエンジンからミッションなどの大物から、オルタネーターなどの補機類にまで及びます。
以前もお伝えしましたが、今の整備業界の主流がリビルトへの交換です。
オーバーホールはあまり行わなくなりました。理由は簡単。ミスは防げるし、時間が短縮できるから。

rebuilt

エンジンを車体から下ろすとなると、ステアリングシャフトの切り離し、
メインハーネスの切り離し、各ホース類、マウント類などなかりのものを外す必要があります。
下ろすだけてミスしないようにするのも大変。そこにきてエンジンのオーバーホールは
初めての車だとしたらミスする確立も上がってきます。
なので故障部品はリビルトを利用する。リビルト業者は毎日のようにエンジンなどを組み立てています。コアと呼ばれる古い故障したエンジンの使える部分を使いあとは新品部品を使ってきちんと精度よく組み立てしています。
自分でオーバーホールするよりリスクは低くなるわけですね。
一番最低なのが自分でオーバーホールして試乗してからエンジン内部の故障が起きる。
こうなったらまた下ろして更にエンジンを分解しないといけない。大変です。

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とまあリビルトを使うのが常套手段になりつつありますが、たまにリビルトにも不具合が起きることも。
経験したのがオルタネーターとミッション。再び載せ換えました。
ミッションはオートマチックだったので不具合がすぐにわかった。
リビルトのエンジンなどはホワイトエンジンそのもので補機る類はおろかエキマニの
スタッドボルトすらついていないので、全部移植ですよ。そのまま移植するわけにもいかずインマニとかエキマニは洗浄。PCVバルブやホースに油路まできれいにしてやらないとだめ。
なかなか大変です。
先日載せかえたトヨタのボクシーはなかなか大変だった。特にインジェクターを外すのが一苦労。
カプラーは割れそうだしガッチリはまってるしで時間かかりました。ターボの載せかえもそう。
できればオイルパイプやボルトは全て新品にする必要があります。
しかしリビルトは新品よりもはるかに安い値段で新品に近い性能を誇っているのでお勧めです。
というわけでリビルトのお話しでした。

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