新型のRAV4がデビューしました。この車より前に新型クラウンがデビューしたとき、トヨタが打ち出してきた
「コネクテッドカー」
今日、RAV4を見てこんなところにも役に立つんだなぁと感心したので紹介。
コネクテッドカーというのは、簡単に言うと車がネットに繋がっているということです。僕も去年コネクテッドカーについてDENSOサービスの研修を受けたことがあります。
その時に教えてもらったコネクテッドカーのメリット。
それは、車同士が近い未来通信しあえるということ。例えば見通しの悪い交差点に2台のコネクテッドカーが近づいてるとします。
運転手はそれぞれ車に気づいていなくてアクセルを踏んでいる。出会い頭にぶつかってしまう・・。こういう事故が減らせるということ。
車同士が現在位置を確認しあって、それぞれの車両状態を通信。どちらから減速するなどといった制御を車同士で相談してくれる。
さらには、水温センサが壊れたとします。するとそのダイアグノーシスのコードがトヨタの通信センターへと情報が飛ぶ。
通信センターはオーナーに
「水温センサ異常のコードが出たので、点検をしてください。近くのディーラーでこの時間に空きがあるので、待ちで診断ができます。」
といった案内ができちゃう。これは実際にスタートし始めています。
僕がコネクテッドカーとして、最初に教わったのがこのようなものでした。そして実際に出てきたコネクテッドカーをまじまじと見てみると、びっくり。
ルームランプの付近に救急車マークが。
これは、自分の体調がすぐれなくなったときなど、緊急性がはらんだ時に押すスイッチです。
救急コールですね。他のメーカーにも存在するサービスなんですが、コネクテッドカーだとより詳細な情報が飛ぶのだと思います。
現在地などを割り出して、救急車などの手配をセンターがしてくれる。
さすがにいたずらで押すわけにはいかないけど、事故に遭遇して負傷した時などは使えますね。ただエアバッグが展開するほどの事故が発生したら、エアバッグのログが通信センターへ飛ぶので、通信センター側もすぐに情報をキャッチしていると思います。
こういうサービスはありがたいですよね。
そしてもう一つ感心したのがマイカーセキュリティです。
これは車に異常があった場合、メールにて通知してくれるもの。
オートアラームを検知した時など、メールで教えてくれます。当然車両が盗難にあった場合、車の位置を追跡することもできるし警備員を派遣することだってできるそうです。
ハイエースとかランクルなど盗難のターゲットにあいやすい車両にはありがたい機能ですよね。
さらに、うっかり通知というものもあります。ドアロックの閉め忘れやガラスの閉め忘れなどをメールで知らせてくれる。
忘れっぽい人にはありがたい機能ですね。ただリモートでこれらを閉めることはできないのかな?説明書を見たけど記載がありませんでした。
まあ、忘れてることを教えてもらえるだけでもありがたいですね。
コネクテッドカーって、いろんな使い道があるんだなって。まだまだ進化していきますね。トヨタもコネクテッドカーを発案したけど、みんなで育てていきましょうというコンセプトです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。