まず宣言しましょう。
車に使われている油脂の中で一番簡単に交換できるものそれはパワステオイルだと(笑)
といっても厳密に全交換ではありませんよ。
まずは自分の車に適合するパワステオイルを購入1リットルくらいでいいでしょう。
ちなみに外車とホンダは汎用のフルードは駄目。
このパワステオイルはホンダもいいとのこと。
そして100円ショップでスポイトを買って、空の500mlのペットボトルを2本用意。
1リットルのペットボトル1本でもよいですよ。
そしたらエンジンをかけておいて
パワステオイルのタンクの蓋を開けます。
で、パワステオイルをエンジンをかけた状態で吸い取ります。
LOW付近までね。LOWを下回らないように抜きましょう
汚い。5年4万キロ無交換でした。
そしたら吸った廃油は空のペットボトルに入れて
新しいオイルを吸い取ります
そして新油を注入
そしたらハンドルを左右に一杯何度か切ってください。
そうしたらまたタンクのオイルを抜いて
抜いた分新油を入れてハンドルを切って抜く。
この繰り返しで少しずつオイルを入れ替えてきれいにしてきます。
1リットル終わるくらいやればまぁまぁいいんじゃないでしょうか。
パワステのリターンのホースを抜いて一気にオイルを抜くという方法もありますが、汚くなるしこの方法が一番お手軽に汚れないでできるからお勧め。
ちなみに右が1回目満タンになった廃油
そして左が2本目の廃油。
少しずつ色がきれいになってきますね。
神経質な人はこれを2,3リットル繰り返せばオイルは殆ど新油状態になると思います。
てなわけでパワステオイル交換でした。
どーですか?まさに一番簡単に交換できる油脂でしょう?
下にもぐる必要も何もなし。しかもパワステはかなりの高圧にさらされて
実はかなり劣化しやすいオイルなんですよ。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。