梅雨時や花粉の時期などに、自動車整備工場はこぞってエアコンフィルターのキャンペーンをうったりします。
うちの会社もそうで、花粉の時期は高性能なフィルターで黄砂や花粉をキャッチ!
梅雨の時期はカビ臭さを緩和しよう!などというキャッチフレーズでキャンペーンをします。
まあ、いつでも売ってるんですけどね。車検点検時には必ず聞くようにしています。エンジンのエアクリーナーよりも交換率が高いですね。室内の事ですから。
ただし、中には一度も交換したことがないよーという車も存在します。
このコロナプレミオもその1台です。
凄いんです。ここまで詰まるか?今までなにしてたって?
エアコンフィルターって、何が出てくるかわからないから開くのが若干恐怖です。
悲惨なときなんかここから干からびた小動物が出てきたことがあります。
かなりの異臭を放って。
そしてこちらがプレミオ君のエアコンフィルター。
凄いですよね。これ、フィルターの意味をもはや成していない。完全にシャットアウトされている壁みたいになっている。
おそらく新車時から一度も交換されていません。
この手の衝撃フィルターはオーナーにも見てもらいます。すると次回からは頻繁に交換してくれるようになる。いわゆるショック療法みたいなものですけど。
さすがにどうしてこうなるのって。
僕は例え車検や点検時に交換をお勧めして断られたと居ても、圧縮エアで掃除くらいしておいてあげますけどね。
これは明らかに手つかず状態です。ひどい。
エアコンフィルターって、室内へダイレクトですから。1年に1回は交換したほうがいいかなって思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。