レヴォーグにリコールが出ました。
内容がちょっと注意した方がいいので、お伝えします。
不具合を起こすのはインヒビタスイッチという部品です。
インヒビタスイッチは何をしているのかというと、ミッションに取り付けられているシフトポジションを検知しているスイッチです。
ミッション側でPレンジやNレンジなど接点を切り替えて、どこのポジションにあるかを検知しています。
不具合内容は以下の通りになっています。
シフトレンジの位置を検知するインヒビタスイッチの製造工程において、溶着治具の交換基準が不適切であったため、溶着が不十分となり、シール性が不足しているものがある。そのため、そのままの 状態で使用を続けるとスイッチ内部へ水分が浸入することで接触不良が発生し、始動不良や後退灯不点灯に至るおそれがある。
国土交通省HPより引用
扇形をしているスイッチです。
このスイッチが壊れると、シフトポジションが検知できなくなります。
ATって、PレンジかNレンジでしかセルモーターが回らず、エンジンがかからないようになっていますよね?
つまり、リコールの不具合が発生するとエンジンがかけられなくなる可能性があります。
万が一Pレンジでエンジンがかけられなければ、Nレンジにしてエンジンスタートを試みてみればいいんですが、中がダメになればかかりません。
Rレンジに入れてもバックランプが点かなくなるなど、いろいろと困りますので早めにリコールは受けてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。