正式に国土交通省から発表になりました。
リコールNO.4361
内容詳細を引用します。
原動機の動弁機構部において、設計が不適切なため、バルブスプリングの設計条件 よりも過大な荷重及び一般的な製造ばらつきによる当該スプリング材料中の微小異物 によって、当該スプリングが折損することがある。そのため、エンジンから異音が発生し、 また、エンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
気になる対策方法は
全車両、バルブスプリングを対策品に交換する。
不具合件数は94件だったそうです。94台に同様の故障が起こったためリコールに踏み切ったということですね。
車種は86やBRZだけではなくインプレッサなども。
車名 型 式 通 称 名 リコール対象車の車台番号 の範囲及び製作期間
リコール対象車 の台数
スバル DBA-GJ6 「インプレッサ」 GJ6-002086 ~ GJ6-004928 平成 24 年 1 月 17 日 ~ 平成 25 年 6 月 6 日 2,031
DBA-GJ7 GJ7-002566 ~ GJ7-012555 平成 24 年 1 月 18 日 ~ 平成 25 年 6 月 4 日 7,177
DBA-GP6 GP6-002344 ~ GP6-009978 平成 24 年 1 月 17 日 ~ 平成 25 年 6 月 6 日 5,295
DBA-GP7 GP7-003718 ~ GP7-045077 平成 24 年 1 月 17 日 ~ 平成 25 年 6 月 6 日 33,062
DBA-SHJ 「フォレスター」 SHJ-021283 ~ SHJ-026050 平成 24 年 1 月 17 日 ~ 平成 24 年 6 月 13 日 4,739
DBA-SJ5 SJ5-002001 ~ SJ5-025663 平成 24 年 10 月 10 日 ~ 平成 25 年 9 月 30 日 14,242
DBA-ZC6 「BRZ」 ZC6-002002 ~ ZC6-010144 平成 24 年 3 月 9 日 ~ 平成 25 年 7 月 2 日 7,803
トヨタ DBA-ZN6 「86」 ZN6-002028 ~ ZN6-031766 平成 24 年 3 月 12 日 ~ 平成 25 年 7 月 2 日 26,804
(計 4 車種)
(製作期間の全体の範囲) 平成 24 年 1 月 17 日 ~ 平成 25 年 9 月 30 日 (計 101,153 台)
インプレッサ、フォレスター、BRZ、86の4車種です。
対策方法は単純にバルブスプリングのだけのようで、エンジンを乗せ変えるとかそういうことではなさそうです。
おそらくディーラーには作業要領書がメーカーから送られていると思うので、今度実際の作業をどのようにやるのかスバルメカニックに聞いてみたいと思ってます。
それにしても101,153台です。
これは大変なリコールです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。