スバルの完成検査不正リコールNO.4137をやってみた

この前初めて、スバルの完成検査不正リコールをやってみました。

リコールNO.4137です。

このリコールの方法は3つ。

リコール作業のみ行うか。

12ヶ月点検と一緒に行うか。

車検と一緒に行うか。

今回は12ヶ月点検と一緒に作業をさせてもらいました。これが一番効率がいいかなと思われます。

内容は、12ヶ月定期点検を行い、項目として足りない24ヶ月定期点検部分も行う。終わった後に車検と同じ完成検査をして、保安基準に適合しているかどうかを判断して調整する。

リコール作業が終わったら、右ストラットの取り付け付近に識別マークを塗る。黄色です。これは県外のスバルでは同様かは不明です。

そして、運転席ドアを開けたところにリコールステッカーを貼る。

車両側はこれで終わり。

12ヶ月点検と一緒に作業を行うと、メーカーから郵便為替でキャッシュバックが出るそうです。なので、お客さんに専用の用紙に署名をしてハンコを押してもらいます。

その書類と点検記録簿・車検証・指定記録簿など一式をディーラーへ送付して販売店側の作業は終わり。

あとはスバルディーラーにて、それらをPDFファイルにしてメーカーへ転送して終わりっ!という感じになるそうです。

キャッシュバックの価格は5万円ほどとのこと。12ヶ月点検は1万円ちょっとの基本点検なのでお客さん的にもメリットは大きいですよね。

リコールと名がつくと眉を潜めてしまうけれど、今回リコールをしてみたこのフォレスターも検査基準から外れている部分はありませんでした。光軸だって一応は基準内に入っていた。若干調整を加えておきましたけど。

完成検査には当然自動車検査員が行わないといけません。

指定工場でしかこのリコールはできないので注意が必要です。リコールをやるなら12ヶ月点検と一緒にやってもらうのがベストじゃないかな。

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