ここのところ増えてきました。
本日もVWのポロですが、エンジンはかかるけれど動かなくなってしまったという一報を受けてレッカーしてきました。
エンジンチェックランプなどがついて、確かにシフトがおかしい。
ひとまず診断機を当ててみると以下のコードが入力されていました。
P072D 2速ギヤアジャスト不良
P073B 6速ギヤアジャスト不良
これは・・・・そうですDSGの不良コード
このポロのミッションはDSGです。
実はこのミッションにはサービスキャンペーンが出ています。
リコールなども出ているので、ミッションの不具合が出た場合まずはそこを確認してください。
今回はこちらですね。
トランスミッションにおいて、トランスミッション制御コンピュータの不適切なプログラムにより、作動用オイルの 変質を助長する場合がある。そのため、そのまま使用を続けると、作動用オイルの変質物がバルブ機構に詰まること により、停車状態からの発進ができなくなるおそれがある。
VWのHPより引用
どうもこのDSGはトラブルが多いミッションで有名になってしまいました。
今回このポロも制御コンピューターのリプロ作業で事なきを得ました。
ここのところ10年落ちくらいのVW、DSG車で走行不能事例が増えてきています。
サービスキャンペーンに該当している車両は、早めに受けた方が無難です。車が停車状態から動かせなくなるので、レッカーするのも困難になってしまいます。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
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現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。