車検で預かったスバルのプレオ
スーパーチャージャー搭載車のCVT。
タイミングベルトカバー内からのオイル漏れが激しいので
6万キロ走行ながら、タイミングベルトと各オイルシール
ウォーターポンプを交換することになりました。
プレオのスーパーチャージャ、CVT車のタイミングベルト交換。
まずはクーラントを抜きながら作業をしやすいようにフロントバンパーを外します。
10mmのネジ8本とナット2本、あとはクリップのみではまっています。
これで作業しやすい。フロントバンパーを外さないとスロットル廻りを外せないからです。
そしたら、エアクリーナーBOXとスロットルを外します。
10mm2本と12mm一本で止まっています。
アクセルワイヤーをはずして
スーパーチャージャーからくるエアダクトを外して、ウォーターホースなどを外す。
これでかなりエンジンが見えるようになってきたのでやりやすい。
それでこの状態。
補機ベルトを外します。パワステとスーチャーベルト、オルタネーターとエアコンベルト。
オルタネーターとエアコンベルトに関しては、テンショナーのステーを外さないと抜けません。
ステーの内側をベルトがかかっているため。12mmのネジ3本を外してください。
これでクランクプーリーのネジ17mmを外して、タイベルカバーを外します。
たしか10mm6本で止まっています。一本はレベルゲージガイドも共締め。
ゲージガイドも引っこ抜きましょう。
はいこんにちは。圧縮上死点を出して、カムスプロケットのネジ12mm3本を緩めます。
緩めたら、テンショナーのネジを緩めてタイミングベルトを外してください。
カムスプロケットを外したら、テンショナーも外してカムスプロケットの裏側のタイベルカバーを10mmのネジ
3本を外して外します。これでカムシールが現れるので打ち換え。
ちなみにクランクのスプロケットに関してはクランク角センサーがひっかかるので
上死点マークよりちょっと動かして、抜けるところで抜きましょう。
終わったらウォーターポンプのネジ12mmを6本外します。
クーラントが出てくるので受け皿を用意してください。
ウォーターポンプですが、裏側にバイパスのホースがとまってるので
そのクランプを外して引っこ抜きます。新品に交換時、これがなかなかはめにくい
ボクは新品のクランプを広げた状態にしておくステーをつくり、そのステーに針金をつけておきました。
そんでもってクランプが規定の位置に収まったら針金を抜いて組みつけたんですよ。
あとは組み替えるだけ。最後にきちんとカムスプロケットのネジなどの締め忘れがないように。
といってもこのエンジンはタイミングベルトにきちんとマークが付いていて、
ソレをあわせるだけなので間違えようがない。簡単
最後に元通りにしてクーラントのエア抜きをして完了
以上がプレオのタイミングベルト、ウォーターポンプの交換でした。
さほど難しくはありません。オルタネーターベルトは溝がずれやすいからエンジンをかけた後きちんと溝がはまっているか確認しましょうね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。