今のエンジンは直噴エンジンが、増えてきていて、ガソリン・ディーゼルともにススが問題となってきています。
エンジンを高回転域まで回して、燃焼温度を上げていかないとススが焼き切れなくなる。やがてそれがインテークから上流へ堆積して、エンジンに空気が入らなくなり不調になる。
と、こんな感じです。
今と昔で違うのはミッションもそうですね。昔はMTや3ATや4AT。現在はCVTが殆どです。CVTはよくできていて、エンジンの回転のおいしいところをうまく使っていきます。
それも相まって、エンジンの燃焼温度が上がりにくく、ススがたまる。
これを改善しようというのが、PEA配合の燃料添加剤です。カーボン・デポジットを溶かしてくれるもので、自動車メーカー自ら添加を進めています。
僕は、YouTubeもやっているので、毎回いろいろな溶剤を試しています。
実際に燃料添加剤も毎回のように連続投与しているんです。PEA配合の燃料添加剤を連続投与したら具体的にどうなるのか?
実際にやってみたのがこれです。
こちらが添加前
1回目の添加
2回連続添加
写真を見比べてみるとわかりますが、明らかに汚れは落ちています。これは種類が違うものを入れました。
フューエルワンを2回連続投入したものは、動画にしてあるので参考にしてみてください。
PEA配合燃料添加剤って、入れると燃焼室が湿ってくるようになります。多分汚れを溶かしている。そんなイメージです。
その状態でエンジンを高回転まで回していくと、汚れを焼き切っていくと。
もちろん燃料タンクの中に入っていた分が終わると、汚れ自体は落ちなくなっていくので、それ以上は奇麗になりません。
そこへもう1本添加することで、持続して汚れを溶かして燃やす。こういうサイクルになるんだと思います。
どの燃料添加剤にも連続投入がお勧めと書いてあるので、最低でも2回連続の投入がいいんじゃないかな。
頻度はどの程度か?自動車メーカーの人が言うには、最低1万キロに1回程度がいいと言っている記事がありました。
その時は連続投入ですね!
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。