パレットにのってる人から、
「エンジンの回転が3000回転くらいから下がらなくなったら至急見てくれ!」
という相談。
何か警告灯はついてますか?と聞いてみたら
ついてない
という返答。
となると、機械式スロットルならワイヤーがおかしいのか、二次エアを吸ってるのか?
年式にもよるけどどうなのかなと思い、入庫を待ちました。
エンジンを始動すると
シュー
という音が聞こえました。これは・・・思いっきり二次エアを吸い込んでるなと。
確認したらすぐにわかりました。
ヘッドカバーにつながるPCVバルブのホースが抜けていました。
直近で車検整備を受けているようで、記録簿をみたらエアクリーナーやプラグを交換していました。
よくみるとクランプの位置はまったく変わっていないので、正確にはまっていたらこれが抜けるのはおかしい・・・。
作業者がきちんとホースを接続してなかったんじゃないかなと・・・。人的トラブルを疑いました。
でもこのホースを車検時に脱着するような工程を踏んでないとも思えるし、謎が深まるばかりです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。