スズキ パレット
型式 MK21S
ブレーキパッドとブレーキローターの交換
パレットのブレーキパッドとローターの同時交換です。
まずはブレーキオイルのタンクからスポイトなどでブレーキオイルをちょっと抜き取っておきましょう
ブレーキローターとブレーキパッドを一気に交換するときはローターから交換するのがスムーズです
ブレーキキャリパーの取り付けをナックルから外します。17mm2本。
こちらは上側
下側の17mm
これでブレーキキャリパーはフリーなので、マイナスドライバーなどでローターとキャリパーの隙間をこじって
キャリパーを外します
ローターが錆びて段差がついていると、外れにくいですがこじれば外れます
ブレーキローターのサービスホールにネジを入れてローターをナックルからうかせる
ブレーキローターを外します
準備完了
新品のブレーキローターは、錆止めの油が塗ってあることがあるのでパーツクリーナーで洗浄してから組み付けます
新しいローターをナックルにセット
このままだとおそらくブレーキキャリパーがはまりません。
なんでかというと、ローターが新品で厚みを増しているからです。
なのでブレーキパッドも一緒に交換するときは、パッドを1枚キャリパーから外す
横にスライドさせれば外れます
これでキャリパーをナックルへ元に戻す。そしてここからブレーキパッドの交換に入ります
キャリパーの下のネジを外します
ブラケットに残っていたもう一枚のパッドを外す
新旧パッド
新しいパッドにシムなどを移植
パッドグリスを塗布してキャリパーに組み付けます
パッドをセットしたらピストンを縮めます
この車はインナーパッドのシムがキャリパーのピストンにハマるタイプなので、シムをまずは外す
ピストンを挟み込んで戻す
戻した状態
インナーのパッドシムをピストンに装着
あとはキャリパーを戻してキャリパーの下のネジを締める
完成
反対側も交換したら、ブレーキペダルを数回ポンピングして踏みしろがでるまであおります。
ペダルがカチッとしたら、ブレーキオイルをMAXまで補充。あとはあたりがつくまで静かに慣らしをすれば終わり
パレット MK21Sのブレーキパッドとブレーキローターの交換でした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。