三菱のパジェロですが、クーラントが減るということで入庫。
外側をみても、室内を見渡しても漏れているような箇所が見当たりませんでした。
一体どこへクーラントが行ってしまうのか?
ちなみに、昔どうにもクーラントが漏れているのが発見できなかったケース。トラヴィックというスバルのOEM外車。
クーラントが減るんです。原因を突き止めるためにアイドリング状態でリフトアップして3時間放置しました。
そうしたら微妙に漏れが確認できた。ヒーターコアでした。
今回のパジェロはまた違うようです。
どこを見渡しても漏れていないので、降ろすしかないということでヘッドを降ろしてみたら発見。
ヘッドガスケットから内部へ漏れているのが確認できました。
エンジンの内部ではなく外側へ漏れてくればわかりやすいです。
エンジン内部へ漏れていたとしてもガソリンエンジンだったら、プラグホールから少しの確認は可能ですけど、ディーゼルだとわかりにくい。
古くなってきた車はヘッドガスケットも漏れてくる頃なのかなって。
まだ見つかったからいいものの、どこからもれているかわからなかったらなおさら最悪です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。