車検整備を考えると、車を買うのがおすすめできる時期と理由

もう時期3月も終わります。3月といえばどこの企業も決算がやってくるわけで、新聞の広告には新車が安い!という、各自動車ディーラーの広告も毎週のように入ってきます。

整備の現場で働く側の意見ですが、確かに決算前というのは大幅な値引きが期待でき、車を安く買えるという点においては申し分ないかもしれない。

ですが、車検整備を受けるということで考えると、3月登録というのはどうなのか?

3月は決算でもあるし、車の販売台数が業界全体で一番大きくなる時です。

整備の現場はかなり混み合うし、陸運局も混みまくります。そうするとどのような弊害がうまれるか?

これは、空いている時に比べてじっくりと車検整備に望めない。今まさに一番忙しい最中にこの記事を書いていますが、車検整備のスケジュールもかなりギッチギチに入っています。

毎日の過密なスケジュールで、もう次の仕事がどんどんと入ってくる。うまく流していかないと駄目な状況にあります。そんな時に、もし代車をだしていると次に代車が出発するスケジュールも過密になっています。つまり、お客さんは時間をかけてもらってもいいけれど代車はそうはいかない。なので代車スケジュールに合わせて車を納車しないといけなくなる。

普段の空いている時期なら、受け入れをしてどの程度まで手を入れるか綿密に話し合ってから進む作業も連絡がつかないと、後でできる作業など保安基準に関係ない部分などは了承を得られないがために作業を見送られる可能性も出てきます。

こんなことが過密スケジュールだと日常茶飯事になってきてしまう。つまり、相談しながらじっくりと車検整備をするのが難しくなってしまう。

ではじっくり整備をしてもらえる時期っていつなのかというと、5月とか6月あたりなんか空いています。つまり、6月とか7月に車を買うと、登録自体が少ないからゆとりを持って整備ができる。

3月やら仮決算の9月やらは台数が増えるため、作業スケジュールが密になる。その弊害をもろに受けてしまう。

ただ、たとえ3月であってもじっくり車検整備に打ち込める条件は

1、代車を出さなくても大丈夫

2、時間を長くもらえる

この2つの条件をクリアしてれば問題ありません。時間さえじっくりともらえれば、現状確認から始まって綿密な打ち合わせができます。

3月は車は安く買えます。が、3月に車検をするのはちょっと忙しくなってしまう。できれば1ヶ月前の2月くらいから車検に出してもらった方が、整備工場にはゆとりがあります。

3月に車を買った場合、なるべく2月中に車検を済ませちゃうのがいいんじゃないかなあと現場サイドでは思っています。

あと一週間を切りました。日をまたぐなんていうのは日常茶飯事の激務ももう時期終わる・・・。

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