これって本当にいやですよね。オイルフィルターを交換しようとして外すと、オイルが垂れてくる。
しかもそのオイルが直接下に垂れればいいんだけど、色々なところに付着しながら垂れる。
今の車の殆どはオイルフィルターは下につけられているのが多いです。一番はオイルパンの横に
下向きについている車が殆ど。
これだと、フィルターを緩めるとそのままオイルバケットで中に入っているオイルをキャッチすることが出来る。他の部分を汚すこともないということですね。
しかし、ちょっと前の車になってくるとこれが厄介だ。あとFR系の縦置きエンジンが多い。
縦置きエンジンになると、どうしてもフィルターの取り付けスペースがマニホールドの下あたりになってくるので、作業性もよろしくない。
1JZのマークⅡ系統の4WDになってくると工具を入れるのも大変だ。しかもそのオイルが
いろいろなところを垂れてしまう。
テリオスキッドも悲惨だった。新しい年式のわりにはフロントデフの辺りがオイルで真っ黒になってしまう。
こういう車の場合は整備工場ではどうするか?もう割り切って垂らすしかない。
ウエスである程度キャッチをするものの完全にたれたオイルを拭くことは不可能に近いです。
なのでオイル交換が終わったあと、高圧スチームでオイルがたれたところを洗浄するんですよ。
パーツクリーナーでひたすらオイルを落としているとラチがあかないので、スチームが有効です。
スチームを持っていないような場所にオイル交換とフィルター交換を依頼すると、綺麗にパーツクリーナーで洗浄していれば良いけれど、そうではないところは垂れたオイルが綺麗になっていないことがある。
DIYだともう大変ですよね。ある程度オイルが下がってきたらウエスでふいて、
最後はひたすらパーツクリーナーで綺麗にするという方法しかないかなあと思います。
それだけでパーツクリーナーも終わっちゃいますよね
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。