下抜き
上抜き
これも結構議論を呼ぶ話題です。
エンジンオイルの交換は上抜きか下抜きか?
上抜きというのはオイルレベルゲージから専用のオイルチェンジャーのホースを
突っ込んで負圧でオイルを吸いだしてやるというもの。
何より簡単だし、手も汚れない。それとドレンプラグを外さないからパッキン劣化による
オイル漏れの心配がないのがメリット
下抜きはオイル交換の基本で、オイルパンのドレンボルトからオイルを抜く方法。
ジャッキアップしたり、廃油受けを用意したり、危険だったり
手が汚れたりと結構大変。
と、これがオイルの上抜きと下抜きです。
車によってはどっちかしかできない場合もあります。
スマートなんかドレンボルトがついていないから上抜きしかできないし、
BMWのある車種にはレベルゲージがついていないから上抜きが出来ない
などなど。
では両方どっちも出来る場合はどっちがいいか?
上抜きと下抜きで多く抜けるほうが良い。
という単純な結論ですね。
下抜きはいろいろとオイルのゴミがオイルパンの底に溜まっているから
それらを排出できるメリットもありますが、
どっちかっていうと多くぬけるほうがいい。
180SXやシルビアのSRエンジンなどは
下抜きだと完全に抜け切れないので本当は上抜きのほうがいい。
初めに下抜きでたれてこなくなるまで抜いてみて、
その後に上抜きで抜けるようだったら上抜きの方がいいことになりますね。
一応逆でも試してみたほうがいいよね。
上で抜いてから下でもう一度抜いてみる。
これでどっちがたくさん抜けるかわかります。
まぁ出来れば上抜きのほうがいいかもね。
メリット的には。
MHOは下抜き派ですが、オイルチェンジャーを買ったら
上抜き派になるかもしれません。
それくらい上抜きは魅力です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。