現在マイカーとして使ってる車ですが、買ったときからエンジンに問題をかかえていました。具体的にはオイル消費が激しいというもの。
ロータリーエンジンでもこんなに減らないよというほどオイルが減っていきます。
前にオイル交換をしたときに、一緒にエンジン内部をフラッシングしました。
エンジン内部をフラッシングするということは、蓄積されている汚れやスラッジを溶かして一緒に排出しています。
これがどのようにオイル消費にかかわってくるのかを調べてみました。
フラッシングをする前は、どのくらいオイルを消費していたか?
1500km走るころには、オイルレベルゲージの下限くらいまで減っていました。オイル交換から次のオイル交換までの間に補充をしなければ、足りなくなるくらいです。
今の日本車で考えるとかなり減っていると思います。
減ってます。相も変わらず減っています。
オイル交換した時にはゲージのFULLレベルぴったりにいつも合わせています。
そこからここまで減っていました。
走行距離はどのくらいか?
現在の走行距離はいつのまにか12万キロを突破していました。いつもトリップメーター表示にしているので気にかけてませんでした。
前回オイル交換をしてからどのくらい走ったか?
1308km走っています。僕はトリップAで燃費計測してトリップBではオイル交換をしてからの距離を計測しています。
1308kmでおよそ3分の2くらいのオイルが消費していることがわかります。
これはどうなのか?
オイル自体はまだまだ透明度を保っています。
しかしここまでオイルが減るというのもなかなかのものです。今回は遠乗りが多くて、ちょい乗りはあまりしていません。遠乗りしている方がオイル消費は減るはずなのに、ここまで減っているのはいかがなものか?
正確に計測しているわけでもないので、あくまで誤差の範囲に入ると思いますが、フラッシングをしてからのほうが気持ちオイル消費が増えた気がします。
おそらく内部の汚れが排出されることで、クリアランスがさらに広がってしまい、オイルが燃焼室へ吸い込まれやすくなっているのかもしれません。
さすがにこのままではオイル交換前にレベルの下限を切ってしまうので、オイルを補充します。
以前入れた添加剤の容器にオイルを入れてあります。
1本あたり200mlのオイルがはいっています。
2本投入して400ml補充しました。
しかしゲージのFULLレベルまで到達していません。このことから500~600mlは減っていたことがわかります。
1308km走行ごとに500ml弱のオイルが減るっていうのもなかなかですね。
とてもじゃないけど持たないですよね。
オイルが減るからと言って、最初からオイルレベル以上のオイルを入れるのはNGです。理由は簡単で、オイルを入れすぎるとクランクシャフトにオイルが干渉してのフリクションロス。
そして内圧が高まってブローバイの過多。さらにはエアクリーナー側への吹き返し。
いろいろな弊害が出てきます。
オイル消費が激しいとわかっていても、入れすぎることは厳禁です。減ってきたら面倒でも補充をかける。
今度のオイル交換ではオイル消費が緩和される添加剤を入れて調査したいと思います。もう買ってあります。
ワコーズのパワーシールドはどの位オイル消費を減らしてくれるのか?
僕のマイカーはおそらくオイル上がりが原因だと思いますけど、オイル上がりが添加剤でどの程度抑えられるのか興味があります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。