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エンジンから異音がなんだか異音がする・・・。そんな相談を受けることが多々あります。
エンジンの異音といっても、大きくわければ2つに分類することができます。
1つはエンジンを取り巻いている補機類からの異音。エンジンが回転することで動かされているオルタネーター、油圧パワステならパワステポンプ、エアコンコンプレッサなど。
これらもベルトを介して駆動しているので、エンジンからの異音がすると感じます。
もう一つはエンジン本体からの異音です。異音の修理はどちらかというと、エンジン本体からの方が非常に厄介になってきます。
エンジン本体からガラガラ音などがする場合、修理するにはその部分を交換しないといけないわけです。
例えばタイミングチェーンが伸びてガラガラ音が出ている・・。
チェーンとガイド、テンショナーなどを交換しないと治りません。
カムシャフトからのジャラジャラ音もそうです。カムを交換しないと治らない。
問題はコンロッドベアリングなどから出ているふかした時のガラガラ音。これは車によってはオイルパンを剥がしてコンロッドベアリングだけ裏技で交換ができる車もあります。
厳密なクリアランスを測定して組み付けるのは困難なので、やって治ればめっけものという考えで実行することはあります。
本来ならメタルの交換ってきちんとしたクリアランス測定をしないとダメです。ただ、そこまで細かくなくてもメタルを交換したら異音が治ることもあります。
ではオイル交換をしたら異音が止まるケース。
これって、ダイハツのKFエンジンに非常に多い症状ですが、オイルが減ってきて規定量を下回ると発生します。
この場合、オイル交換をすれば異音が治ることは治ります。
しかし、原因はオイルが減ってしまうことから始まっているので、完全に治すにはオイル上がりを治さないとだめなんです。
オイル交換のスパンを早めにするか、それともそのエンジンに見切りをつけてエンジンを載せ替えるか？
修理をするか？大体の人がオイルを継ぎ足し継ぎ足し使っていますね。オイルの量をこまめにチェックすれば、乗れないわけではないので。
そんな時はダメ元でエンジンパワーシールドを入れてみるのも一つの手です。結構な確率でオイル消費が緩和される優れものです。体験済みです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。