エンジンオイルを交換したら、運転席ドアの付近にオイル交換ステッカーなる物を貼り付けられていると思います。
今回はそんなオイル交換の話です。
オイルを交換した後に、ステッカーを貼るのは次回の交換時期を簡単に確認できるようにする為。
ステッカーは運転席の近くだったりエンジンルームだったり、場所はそれぞれです。
オイルステッカーを見ると、ある程度次のオイル交換が分かるわけです。
僕もオイルと言えば全部自宅でDIYで交換しています。この前、このようなステッカーを買いました。
汎用のオイル交換ステッカーです。
知り合いも実はこの手のステッカーを買って、自分でオイル交換をしている人がいます。
その人曰く、このステッカーは自己防衛として貼っているというのです。理由を聞いてみると、点検やら車検に車を出すと、頼んでもいないのに勝手にオイルを交換されてしまったことが何度かあったそうです。
このステッカーを貼っておけば、交換の有無が分かるので、業者は勝手にオイル交換をしなくなったと。
そもそも勝手にエンジンオイルを交換されるっていうのは、いかがなものか?
ただ、これは業者が良かれと思ってやっている可能性があります。例えば、うちの会社なんかは、法定点検に入庫してくれた車両については、オイル交換をサービスするとしています。
お客さんには負担がかからないので、サービスだからちょっと汚れているように見えるから換えておこうと。
こちらからすると良かれと思ってやっていることがあります。
特に、オイルのゲージを抜いてみると、交換したのかどうかが読み取りにくい場合があります。
例えば、しばらく交換していないエンジンに対して、オイル交換をすると、交換した直後からオイルはまあまあ汚れて見えるんです。
そうかと思えば新車で5000km位無交換であっても、やや茶色がかっているだけ・・・。交換しているかどうかの判断がしにくいと。
そんな時ステッカーが貼ってあると、交換してあるんだねと確認が出来る。
知り合いは自分でオイル交換をしていて、いわゆる高級なオイルを入れていたり、オイル添加剤を入れていたりするので、無料であってもオイルを交換されたくないんです。
僕も自分で車屋さんに勤めているので、もし業者に車検に出すとすれば交換してもらわなくていいんです。
やっぱりオイル添加剤なんかをテストしている時が多いので。
このように、オイルステッカーってお店がお客さんへ次のオイル交換時期を確認してもらうために貼るケースと、お客さん側から交換したばかりで特別なものが入ってるから、交換しないでくれと主張するケースにも使えるという事ですね。
この話を聞いて、僕もステッカーを買ったのです。実家の軽トラック、オイル添加剤が入っていたのにどこかで交換されたステッカーが貼ってあったので 笑
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。