昔僕はFD3Sに乗っていて、そのころってエンジンオイル交換の予算を1万円と決めていた。
1万円以内でオイルをチョイスして交換していたわけである。今考えるとかなり高額だと思った。
現在はどうかというと、SM規格の鉱物油を3000kmくらいごとに交換するといった感じだ。
FDに乗っていたころは化学合成油にこだわっていたが、変わったものだ。
エンジンを10万キロまで使うとする。1万円のオイルを3000kmごとに交換すると、
オイル交換は33回。これに1万円のオイル代をかけると33万円になる。
現在は鉱物油で、1回の交換費用が3000円くらいだ。33回×3000円=99000円だ。
1万円のエンジンオイルを使うと33万円。3000円のオイルをつかうと99000円で約10万円。
10万キロを走るまでに実にオイル交換で23万円の金額が変わってくるわけだ。
これが20万キロになると46万円もオイル交換で差が出てしまう。46万円もあれば、
6割近い乗用車はリビルトエンジンに載せかえることが出来る。20万キロきっちり化学合成油で
保護したエンジンをそのまま使うか、20万キロでリビルトエンジンに載せかえるか?
そう考えるとエンジンオイルの価格というのは考えてしまう。
じゃあどうすれば良いのかというと、一つ考えたのはサーキット走行などを行うときには
いい化学合成油を入れる。その他町乗りだけを楽しむのなら鉱物油と使い分けるのが良いと思う。
20万キロまでエンジンを使っていくと、化学合成油でもエンジンは減ってくる。
高額なエンジンオイルというのは、町乗りではなくサーキット走行などを行うときに使うのが
一番良いなと思います。そりゃ予算があれば高いオイルを使うことが一番ですけどね
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。