エンジンオイルの交換についてです。DIYでオイル交換をする人には直接関係のない記事になってしまいますけどお付き合いください。
当社ではエンジンオイルを5種類程度用意しています。特にオーダーがない人には普通に使える5W-30(部分合成油)。
車によっては0W-20(部分合成油)。輸入車には5W-40の化学合成油。それと多い0W-16トヨタ純正。スポーツカーに乗ってる人にオーダーされればワコーズの化学合成油をつかっています。とりあえずディーゼルエンジンは置いておきます。
それでもエンジンオイルって、自分が使ってみたい銘柄ってやっぱりありますよね?
自分が使ってみたい粘度や銘柄がその工場にない場合、わざわざ取ってもらうのもどうかなぁ〜って気が引けてしまう。では、そのオイルを持ち込んだらどうでしょう?
というお話です。
特に、定期点検は必ず受けるという人は20リットルのペール缶で買っておいて、点検の時にもちこんで交換してもらうのもいいと思う。
整備工場でオイル交換をすると値段はまちまち。もしかして定期点検と一緒だったらサービスで交換をしてくれるところもあれば、1台1000円のところもある。
1リットル1000円で売ってる工場もあるでしょう。
定期点検と一緒に交換しても1リットル1000円取られるとしたら、自分でオイルを持ち込んだ方が安く上がります。
オイルにとくにこだわりがないとしても、純正オイルが6000円弱で20リットル買える。これはオイル交換4回か5回分に相当します。
もしかしたら交換工賃を取られるかもしれないけど、それでも安く済むでしょう。
オイルを持ち込むメリットは値段が安くなる可能性がある。ということと、自分が試したいオイルを入れることができる。この2点ですね。20リットルで持ち込めば、4リットル以上使うエンジンであっても大丈夫ですし。
工場にオイル交換をお願いしても、工場に置いてあるラインナップでしか交換ができない。オートバックスなどではオイルを選んでから交換をしてもらえるので一概にはいえないですけどね。
一番のおすすめはやはりDIYでいろんなオイルを自分で試しながら楽しむことなんですけどね。
車に興味がない世代に、オイル交換ってワクワクするって話をしたら普通にドン引きされましたけど(笑)
車のメンテナンスの醍醐味っていうのは交換前と交換後のフィーリングの変化を楽しむことだと思うんですよね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
オイル交換の「ワクワク感」。
御年40歳の自分も、30歳前後の部下に対してコレを話した時、「へぇー」「自分ではできないっす」「凄いっすね」と。
このワクワク感が、伝わらない。スマホ・パソコン等には凄く詳しいのに、ドレンボルトの形・位置が、わからない。10歳違うだけで、クルマに興味が無い人が凄く増えたんだなぁ。同年代には結構居るんだけどなぁ、クルマ好きなヤツ。
DIYで色々なオイルを自分で試して、交換前と交換後のフィーリングの変化を楽しむ・・・なんていう遊びは、もう懐古的なのかなぁ。
そのうち電気自動車の時代が来たら、「オイル交換って何?」という会話が出てくるだろうし。その時は俺はもう「おじいちゃん」だな。
俺は、自分の眼が黒いうちは、ツナギ着て自宅ガレージでクルマの下にもぐって、オイル交換を自分の手でやり続けるゾーーーー!!!
僕は車屋で働いているので、基本後輩は車好きで助かってます(笑)
ただ、昔のように走りを好む後輩はほとんどいません。一般社会人の年の差10以上下の人にオイル交換のワクワク感を伝えるっていうのは、
かなり難しいですよね。
子供にいうとドン引きされます(笑)