ちょっと考えてしまう案件でしたので、書いてみます。
タイトルにあるとおりなんですが。端的に結果を書くと、ハイゼットトラックのエバポレーターって、部品単体で注文が可能。
ですがOEMとして出しているスバルのサンバートラックはエバポレータ単体では部品が出なくて、ヒーターユニットアッセンブリなんです。
ここのところ、このS510系のエアコンがよく壊れて入庫してきます。
多いのがエバポレーターと高圧のホース。高圧のホースに至っては、部品が欠品しているくらい。どうやら故障が増えてるんでしょうか?
それよりも問題なのはエバポレーターです。
S510系のエバポレーターを交換するには、ダッシュボードを外さないとできません。
まあまあ手間です。
そして一番の謎が、ダイハツだとエバポレーターを単体で部品設定しているのに対し、スバルだとヒーターユニットアッセンブリじゃないと部品オーダーができないという点です。
エバポレーターを交換するのに、ヒーターユニットアッセンブリの交換となるので、必要のないヒーターコアやブロワモーターにレジスタなどもセットになってくっついてきます。
まあ値段ももちろん高いわけです。
OEMで部品供給の考え方が違う?
どうして製造元のダイハツだと個別に部品設定しているのに、スバルだとアッセンブリでしか供給できないのか?
可能性としては、エバポレーターにたどり着くまでにヒーターケースを割ってしまう可能性が高い?らしく、そのせいではないかと部品屋さんは言っていました。
それにしたって、不親切ってもんですよね。
お客さんにその旨を伝えて、それでも費用を抑えたいということであれば、裏技をつかってエバポレーターだけを特定して注文交換するようにしていますけど。
ダイハツ製だから、エバポレーターなど構成部品はDENSO製だと思っていたけど、某海外メーカーのものが採用されているようでした。
トヨタのピクシストラックは遭遇したことがないのでわかりませんけど。
部品もある程度供給体制は同じにしておいてほしいですよね。
OEMの部品って、製造元のメーカーのラベルの上に販売元メーカーのラベルが貼ってあるだけなんですよね・・・。
安く修理したいのならハイゼットの部品を使うということですね。
それ以前に壊れすぎですよ。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。