ホンダ オデッセイ
型式 LA-RA6
エンジン F23A
15年式
車検で入庫しました。
いろいろとありますが、Fブレーキパッド交換を今回は紹介
まずはブレーキオイルをスポイトで少し吸い取っておきましょう。
ピストンを戻したとき、どこかで補充をされているとオーバーフローする可能性があるからです。
キャリパーの下のネジをまずは緩める。14mmのネジだけど、もしかしたら、
スライドピンが共回りするかもしれない。共回りしたら19mmのスパナでスライドピンを抑えて
ネジを緩めましょう
ネジをはずしたらキャリパーを上へ持ち上げる。
ブレーキホースがちょっとひっかかるけれど、なんとかキャリパーは持ち上がる
マイナスドライバーでこじってやると外せます。内側と外側2枚外す
古いパッドの鳴き止めシムを新しいパッドに付け替える。
錆がひどいものは、付け替えなくてもいいですよ。再利用できるものは再利用。
これは純正パッドを注文しないと付属しないから。
シムを移植したら、キャリパーとの接触面にパッドグリスを塗布する
これでキャリパーへセットする。
内側に基本はインジケーターがついているものを設置します。
新しいパッドをセットしたら、キャリパーのピストンを挟み込んで戻す
ウォーターポンププライヤーなどが使いやすいと思います。
ピストンを最後まで戻さないと、キャリパーが戻せません。
反対側も交換したら、ブレーキフルードをMAXまで補充する。そしてブレーキペダルを数回ポンピングして
当たりを出す。ピストンが戻っていた分、今度はペダルが奥まで入り込みます。
数回ポンピングしてピストンを出してやれば、ペダルの踏みしろがでるようになります。
あとはブレーキパッドの当たりを走行しながら付けていく。
最初の頃はブレーキが利きにくいので当たりがつくまで静かに走ること。
以上オデッセイRA6のフロントブレーキパッド交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。