車のセンサで一番壊れるセンサといえば、もはやこいつをさしおいて他になし!
O2センサです。
エンジンチェックランプが点灯する理由NO.1のO2センサの故障。O2センサ故障で多いのが内部にヒータを組み込んでいるタイプ。
このヒータ系回路がすぐに壊れてしまう。それだけの理由でエンジンチェックランプを点灯させ、我々に余計な出費をもたらしています。
センサの値段は安いもので5000円前後。高いものでは実に2万円オーバーもするわけです。
こんなによく壊れるO2センサ。ちょっと腹立たしいので、昔分解したことがあります。
分解するのはなかなか大変なので、グラインダーで表面を削っていく作戦で決行しました。
じゃん!
じゃじゃん!
じゃじゃじゃじゃん!
仕組みはジルコニア素子というものを使っています。酸素濃度の差を起電力としてECUに伝達しているのです。
BMWなどでは定期交換部品として車にステッカーで表記がありました。ある意味劣化するのはやむなし!という考え方もありなのかもしれません。
O2センサが完全に壊れると、排ガスが汚くなってきます。もし車検で排ガステストに落ちてしまったら、まず疑ってみてもいいセンサです。
壊れやすいならもっと安くしてほしですよね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。