トヨタ カローラ
型式 NZE121
エンジン 1NZ
17年式
これのファンベルトを交換したのでそれをレポートしたいと思います。
まずこのカローラのファンベルトですが、パワーステアリングは電動タイプなので、ベルトは1本しか使っていません。
オルタネーターとクランクシャフト、エアコンコンプレッサーを一本のベルトでつないでいます
レイアウト的には簡単で、とくにマウントを外す必要も何もなし。
張りを調整しているのはオルタネーターです。
まずはオルタネーターの上部の12mmのネジを緩めます。この状態でベルトを引っ張ってみてオルタネーターがスライドすれば下のネジは緩める必要は特になし
大体オルタネーターは動かないだろうから、対角線上にあるネジも緩めます
下に14mmのボルトがあります。これを緩めるとオルタネーターがスライドしますので
ベルトがたわんで外せます
そうすると、オルタネーターが動いてベルトがたわみます。この状態でベルトを外します
外したカローラのファンベルト
用意したのはトヨタの部品メーカーでもあるドライブジョイのベルト
サイズは4PK1210です
ベルトをかけたなら、タイヤレバーをオルタネーターとエンジンの隙間に入れて、オルタネーターを右側へ押しやりながらベルトに張りを与える。その状態を保持して12mmのネジを締めると張りが固定されます
タイヤレバーはあまり変なところでこじらないこと。エンジンはアルミ部分が多いので、傷をつけてしまうかもしれないので適当な強度を持った場所でこじりましょう。
最後にエンジンをかけてベルトが各プーリーの溝にきちんとはまっているかを確認。
ずれていたら走行中に切れてしまいますので注意が必要です
以上でカローラのファンベルト交換は終了です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。