NWGNが入庫してきました。
エンジンチェックランプとVSA警告ランプが点灯しています。
この二つですね。下のエンジンチェックランプと上の滑ってるような警告ランプ。VSA警告ランプです。
とりあえず、故障コードを点検します。
すると、現在故障コードでNO.3シリンダ失火を拾っています。
データモニタでエンジンの様子を見ていると、確かに燻っているような感じがします。
とりあえず点火系には不具合が出ているようです。
パワーバランステストを実施すると、どうやらコイルが不良になっているようです。
ただ走行距離を考えるとプラグも同時交換が望ましかったので、お客さんに話してコイルとプラグを交換することになりました。
VSAの警告灯をしらべると、U0401-68は誤発進抑制機能故障となっています。
シティ ブレーキ アクティブ システム レーダ/コントロール ユニット関連になりますが、整備マニュアルのフローに従って診断をしていきます。
DTCをバックアップして、消去したのち再現してくるかをテスト。
シティ ブレーキ アクティブ システムは他の制御系ユニット(PGM-FI システム、 VSAシステム、コンビネーション メータなど)間と相互に関係しながら作動しています
。これら関連する制御系ユニットでシステムの異常があった場合、シティ ブレーキ アクティブ システムは作動しない。この時、関連する制御ユニットの警告灯とシティ ブレーキ アクティブ システム警告灯およびブレーキ警告灯(橙)が点灯しDTC を記憶する
つまり、失火しているコードに引きずられている可能性があるようです。
とりあえずコイルとプラグを交換してテストすると、全て直りました。どうやらエンジンチェックランプで異常亜錆錆あったので、U0401-68も立ち上がってきたようです。
変なランプが点灯すると、車検のように納期が決まった作業の場合ちょっと焦ってしまいます。
デンソー(DENSO) イリジウムタフプラグ ホンダ N-WGN 型式JH1用 VXEHC24G(V91105660) 3本セット
プラグがへたってくると、コイルも壊れますので、イリジウムであっても早め交換をお勧めです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。