車にはフレームナンバーの刻印の他にコーションプレートが取り付けられています。フレームナンバーは車検などの同一性確認を取る時に調べます。
コーションプレートはカラーコードやフル型式など、車検証情報に載っていない詳細を調べる時につかったりします。
ホンダのN-VANですが、フレームナンバーはすぐにわかったのですが、コーションプレートがなかなか見つからなかったので、どこにあるか紹介しておきたいと思います。
N-VANのコーションプレートってどこにあるのか?ネットで検索してもパッと出てこない。説明書には書いてない。整備書にも記載が見当たりませんでした。
主に板金が使う車体の整備書に記載があるのを確認しました。わかりやすくてわかりにくい位置です。
助手席ドアヒンジの下付近です。
奥に黒いプレートがあるのがわかりますね。
ここがN-VANのコーションプレートの位置にです。
N-BOXはスライドドアを開けた部分にあったりするので、N-VANもそこなのかなと思ったら違いました。
N-VANのコーションプレートは助手席ドアヒンジの上です。
それでは車体番号の打刻刻印はどこにあるか?今流行りの運転席下ではありません。
右のスライドドアを開けて、リヤシートの下にあります。
フロアマットをどけると、カーペットに切り欠きがありますのでめくってください。
JJ2のフレームナンバーが刻印されているのがわかります。
ちょっと特殊な構造をしている車だけに、こういったところも変わっていました。
純正のタッチペンを注文する時は、車検証の情報でも注文が可能です。ですが、純粋にカラーコードを知りたい場合は、コーションプレートの情報を読み取る必要があります。
ご参考までに。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。