車の整備をしていると、どうしても遭遇してしまうのが舐めてしまったネジや錆びて頭が丸くなったネジ。こういったネジをどうやって外そうか・・・。
随分と悩んでしまいます。それ以上ネジを舐めてしまうと回すことができなくなることもあります。なるべく早い段階で手を打たないとまずいわけです。
僕も何度もそんな経験をしてきたので、ナットツイスターを購入しました。
1つずつ単品で売っているので、とりあえず必要なサイズを4つ購入。
いわゆるツイスターと呼ばれるソケットです。舐めたネジを回すのに最適と言われている工具になります。
僕が買ったサイズは10mm、12mm、14mm、17mm。この4つです。おそらくこの4つがあれば大体のネジには対応できるんではないかなと。
このナットツイスターソケットですが、先日初めて使いました。それはマフラーのネジです。ナットツイスターを使うのを前提で作業をしましたが、最初に軽く酸素で炙ってからツイスターで外しました。
本来ならネジの頭がなかったので、プライヤーでつかんで回すといったことをしないと外せないネジが楽々グリップするのが感激しましたよ。
僕が買ったのはこのGarage.comの製品です。ストレートやコーケンなどからも同様のソケットが販売されていますが、この製品はコストパフォーマンスが一番いい。ソケット1つが1000円しないのです。
とりあえず買っておいて損がないの10mm、12mm、14mmこの3つのサイズですね。17mmのネジを緩めるシチュエーションにはまだ出会っていないのでなんとも言えませんが、予算があれば17mm、19mmまで揃えておけば完璧でしょう。
このナットツイスターはとにかくおすすめです。
これを買ってから舐めたネジに遭遇するのが嫌じゃなくなりましたからね。ソケットの耐久性も値段の割にはいいと思います。
先日、初めてナットツイスターを使いました。タイミングベルトを交換する車のタイミングベルトカバーのネジが錆びすぎて緩められない。
10mmですが、9mmのソケットもうまく打ち込めない。
それではここで出番だと、ナットツイスターを使ってみたんです。
果たしてうまくいくのか?
ねじり込みながらネジに食いつかせます。
そしてラチェットで回してみると、おお!緩んだ!。
頭が丸くなったネジでもバッチリでした。あえて弱点をいうと、これはネジを緩める方向にしかグリップできないということ。最初に緩むんですが、そのあとはネジを締めたり緩めたりの繰り返しをしないと折れてしまう場合は苦戦します。
ですが、緩んでしまえば問題ないケースの場合は大丈夫です。これは買いのアイテムです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。