5月というと、税金の季節です。
車を持ってる人なら、自動車税がやってきます。
うちにもやってきました。自動車税。
ちなみに軽自動車は市税。小型・普通自動車は県税です。
納付先が違います。
我が家には小型車1台。軽自動車1台。バイクが1台あります。
現在届いた納付書は小型車のものです。
初年度から13年経過しているため、税額が増えています・・・。本当、車に課税されるものって多すぎると思いますよね。
・自動車税
・取得税(環境性能)
・重量税
・消費税
・ガソリンに対する課税
よく車を1台所有すると、子供を養ってるのと同じくらいお金がかかると言われますが、あながち間違っていません。
そして古い車には自動車税と重量税がさらに重課されるのです。
自動車税の支払い方法は以前ではコンビニと銀行、郵便局などのみでした。
しかし最近ではペイジーや、ペイペイなどQRコード決済にも対応しています。
お得に支払えるのは
auペイ・・・抽選で1000pontaポイントが当たる
ファミペイ・・・最大2000円のファミペイボーナス
ペイジー・・・抽選で1万円
クレジットカード決済・・・ポイントがたまる
どれも抽選になりますが、これらを利用して払えば若干のメリットにはなりますね。
ただクレジットカード決済に対応してない地域もありますので注意が必要です。
ここから先はプチ知識になります。
車検や廃車などをするときって、納税の支払いを確認しないといけません。
車検を受ける時に、車屋さんから納税証明書を用意してくださいと言われます。これは、車検証を新しいものにするとき、陸事に提出などしないといけないからです。
自動車税の納税証明書は翌年5月30日まで証明が有効になります。
つまり、今年の6月に車検を控えている車で、車検代と自動車税を合わせると高額で、ちょっときびしいなぁ・・。
という人は、ひとまず5月中に車検を受けてしまうことをお勧めします。車検は受けないと車が乗れなくなります。
5月中に車検受けて、5月30日までに新しい車検証を発行してもらえれば、とりあず自動車税は最悪滞納したとしても車には乗れるわけです。
多いのが夏のボーナスで払うという人。僕も昔このタイプでした。ただし、夏のボーナスで支払うと延滞金がついてきます。大体100円ちょっと余計に払う事になるんです。
それでも、5月中に数万円を用意しろっていわれても、先立つものがなければ払えませんからね。支払いはもちろん義務だけど、払わないわけじゃないし、まとまったお金が手に入る夏に回したい人もいます。
僕はこの夏のボーナスで支払い作戦を若いころはやっていました。
しかし、これはデメリットもあって、支払いが面倒になるんです。どういうことか?
自動車税の支払い通知が来たばかりの現在だと、支払い方法は多岐にわたります。
一番お手軽なのはスマホでバーコードを読み取ってペイペイで支払えば、どこにもいかなくて支払える。
すぐに納税証明書が欲しければ、コンビニでお金を降ろしてそのまま納付するという手段もできます。
支払い期限を過ぎると、この手段が銀行のみになっちゃうんです。
つまり、平日の銀行窓口が開いてる時間にわざわざ行って支払ってくる。
これって、実は結構な手間です。
僕はこれが嫌になって、ボーナス払いは止めました。今はペイペイで払ってしまいます。その方が楽ですからね。
5月30日までは去年の納税証で、車検が受けられることはお伝えした通です。
5月31日からは新納税証が必要になります。気を付けないといけないのは、納税するお金まで足りないので取り急ぎ車検だけ・・。というパターンでも、車検証の発行までを5月30日までにやらないといけないということ。
整備工場って、必ず陸事に行っているわけでもないのです。5月30日に車検を依頼して登録まで済ませてもらえるのは、よほど陸事に近い工場位です。
部品待ちなどで検査が遅れると5月30日に間に合わなかった・・。そうなると事前に車検を依頼したとしても、検査をした日から2週間以内に納税を済ませて登録しないと駄目なんです。
旧自賠責の都合で最終申請日がさらに短い場合もあります。
なので、5月末に車検をやりたい場合や6月頭に車検をする場合は、やはり早めに納税を済ませておく必要があります。
現金でコンビニなどで支払いをしてスタンプを押してもらえば、即時納税証明書として使えます。しかしペイペイなどは全て電子化されているため、陸事のシステムで照合ができるようになるには時間がかかるんです。
タイムラグがあるので、それを見越して早めに納税をしておく事。
まとめてみます。
・旧納税証明は5月30日まで有効なので、お金が厳しく車検が近い人は5月中に車検を!
・納税期間を過ぎると延滞金がつく
・納税期間を過ぎると、コンビニやQRコードで支払えなくて手間
・納税証明は現金決済じゃない場合、確認が取れるまで1週間弱はかかる
あと補足として、基本的に小型車・普通車は納税さえしてあれば、証明書を紛失しても車検は全国でとることができます。
軽自動車は納税証明書は基本的に市町村発行なので、同じ市内の工場で車検をやらない場合は絶対に取っておいてください。車検証ホルダーに入れておくのがベスト。
この前も、県外ナンバーの軽自動車が車検で入ってきましたが、納税がなかった。その為、検査をしても登録ができないので、整備が終わってから納税証明を送ってもらうまで無駄に2週間もあずかることになりました。
以上。自動車税、なくなればいいなぁ。
猫が好きな人のためのYouTubeもやっています。
よかったらチャンネル登録お願いします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。