もはや呆れまくりモードです。部品の納期が明らかにデタラメなメーカーが数社あります。
エアコン修理で、部品をオーダーしたらなんと2ヶ月。なんていう例をあげました。このあと、さらに1ヶ月納期がのびた・・・と、部品屋さんから言われました。
そうかと思ったら、一週間後になんと部品が届いちゃいました・・・。という始末。これは一体どういうことなのだろうか?
僕ら町工場はお抱えの部品屋さんがいます。車検証情報から型式、類別などを伝えて部品をオーダーします。部品によっては社外品を使う場合もあります。そして純正部品しか設定のない部品もある。今回は純正部品のみしか設定がなかったわけです。
オーダーを入れて3日後に納期がさらに1ヶ月伸びる。そうかと思ったら1週間後に部品が届く・・。こんなデタラメなことをされていては、お客さんに正確な納期を伝えることなど不可能です。
結局全ての部品が10日間経たずに到着してしまったわけです。お客さんには最大で2ヶ月。もしかしたら納期は早まるかもしれません。と伝えてあります。
最初の一報で1ヶ月納期が伸びた時は、またあてにならない情報だろうとお客さんには伝えていなかった。それがまあ功を奏したわけです。
このように納期が全く見えないメーカーって、信頼できませんよね。この車も貨物車で、仕事使うわけですから納期がちゃんと見えないと困ります。
納期が見えてこない純正部品とは?
部品のコントロールが難しいのが純正部品です。社外部品の設定があるものであれば、納期はさほどかかりません。
例えばラジエターやコンデンサなどは社外部品が出回っています。でもエバポレーターになると純正しか設定がない車種がある。
外装部品などもそうですよね。テールランプなどは社外設定ができてきますが、ヘッドライトになるとほぼ純正です。純正部品は部品やさん曰くオーダーを入れると納期がわかるそうです。
納期がまったく定まらないのがメーカー欠品といわれる状態。そこから部品を作るのか?なんなのかは定かではないですが、いつ届くか全く読めません。
ただ、オーダーを入れると驚くほど早くに到着するケースが多いです。
要改善してもらいたいところですね。今回のケースはマツダでした。ふそうの部品も同様のことがありましたね。
日産はメーカー欠品となっても、ある程度の納期が見えてきてそれより遅くなることはなかった。メーカーによってその透明さはまちまちです。
どんな事情があるかはわからないけど、納期が定まらないのは信用にかけます。絶盤車ならいざしれず、現行車なのでまったくもって意味不明ですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。