トヨタのノア・ヴォクシーです。
古くなってくるとよくあるトラブルの紹介。前提として4WD車です。
症状は4WDのランプが点灯しっぱなしになるというもの。
通常なら、4WDと2WDはスイッチで切り替えています。
スイッチを切り替えてもなく、4WDのランプが点灯するということは、どこかが故障してる可能性があります。
今回はダイアグノーシスを確認するとC1298のリニアソレノイド異常というコードが出ていました。
どこが故障しているのか?
C1298 リニアソレノイド異常の原因は?
4WDのランプが点灯していると、何かしらのダイアグコードが入力されている可能性があります。
今回はC1298が入力されていました。
整備書のフロー通りに点検をしていくと、2つの部品に絞られてきます。
一つがグローブボックス奥にある4WDの制御をしているコンピューター。
ちなみにこのコンピューターのカプラーを抜くと、4WDのランプすら点灯しなくなります。
ただこのコンピューターに関しては端子間の電圧などを測定することで、ある程度白か黒かの判断が可能です。
問題はこちら。
リヤデフの前に電子制御のカップリングが入っています。
ここが壊れている可能性が高い。というか、距離乗っている車は大体ここが駄目になります。
リビルト部品も出ている位です。
ちなみにここが壊れると、走行中にものすごい異音を発生する車もあるので要注意。
コンピューターがいけないのか、カップリングがいけないのかを見極めて修理してください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。