この間車検整備を行ったアルトがありました。特に問題もなく普通に整備をして納車をする予定だったんですが、
事件は起こりました。全ての検査を終えて標章を持って陸事に登録にいったときのことです。
「この車は継続検査拒否ですね」
??一体何があったのだろうか?自賠責はこの時点で24ヶ月まるまる残っているし、納税証明書もある
何も問題はないはず。理由を聞いたら
「過去にある交通違反の反則金を滞納しています」
何?でした。そういえばそんなことを陸事の研修で何年も前に受けたことがあるなあと思い返し、上司に尋ねたところ。いつも専用の画面でチェックをしているそうなんですよ。
交通違反の滞納があるかないかを。IDが振り分けられていて、それを元にログインすると、ナンバーから交通違反の滞納金があるかないかを称号できるようになっているそうです。
ところが、その業務をする人がその日の午前中研修でチェックしていなかったらしい。そんなときに限って、まさかの滞納金を抱えた車が入庫してしまったということでした。これはうちの工場としては初のケースです。
今までの車はそんなことはなかったので、改めて帯を締めなおすいい機会にはなったんですが、車検拒否の理由が交通違反の滞納金だとは・・・。
この車両を改めて完成検査に持ち込むとすると、滞納金を支払った証明をオーナーに持参をしてもらわないといけないし、自賠責も追加で1ヶ月入らないといけなくなってしまった。
指定工場としても面子もあるので、この車は持ち込み検査を受けることにしました。陸事に全て判断をしてもらえばやましいことも何にもありませんから
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。