マツダが一応新型となるロータリーエンジンを作りましたね。
といっても、歴代のRXシリーズではなくて、MX-30 e-SKYACTIV R-EVです。
この車には新型となるロータリーが搭載されています。RX-7や8の13Bとは違います。
ロータリーエンジンっていうエンジンは非常に希少なエンジンとなりました。
RX-7やRX-8が販売終了をしてからというもの、市販車には搭載されてきませんでした。そのため、たまにロータリー車が入ってきたりすると、驚いてしまう工場もあります。
そして、ロータリーエンジンには基本オイル添加剤の類はNGとされているんです。
その理由は何か？
今はいろんな種類のオイル添加剤が販売されています。
お手頃な価格で、オイルの性能をボトムアップしてくれることもあり、入れている人も少なからず増えてきました。
でも、ロータリーにはオイル添加剤は入れない方がいいということを知っていますか？
これは本当の話で、マツダからの注意喚起です。
ロータリーエンジンにオイル添加剤を入れてはいけない理由は何か？
エンジン・オイル添加剤を使用した場合、多量のカーボンデポジットを生成することがあります。そのカーボンデポジットが、シールやシール溝に堆積する事が有ります。
堆積したデポジットは使用過程において、シールの追従性を悪化させ、圧縮圧力が低下し、始動性が悪くなる可能性が有るからです。
ロータリーエンジン搭載車において、エンジン・オイル添加剤を使用すると、始動性が悪くなる可能性が有りますので添加剤等は使用しないようにお願いします。とマツダが公式に注意喚起を出しています。
どうしてもロータリーエンジンにオイル添加剤を入れたいのなら、これはロータリーショップなどが出している添加剤にしておいた方がいいと思います。
一応、オイル添加剤って使えるエンジンなどが明記されています。
しかし、基本的にロータリーエンジンは2サイクルエンジンのような構造をしていますが、4サイクルガソリンエンジンです。
添加剤の使用可能記載に4サイクルガソリンオイルと書いてあれば、一見使えるようにも見えますが、カーボンデポジット問題が出るのでやめた方がいいでしょう。
そして、FD型RX-7とRX-8では使用できる純正オイルも変わってくるので注意が必要です。
FDでオイルを交換するとなれば、信頼できるロータリーショップのオイルが一番おすすめできます。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。