シフトレバーが動かない?ATのシフトチェンジができない原因は何?

最初に聞いたときは、え!?何それ?と思いました。

事の発端は、一本の電話。自宅にある車がPレンジに入れられないというのです。

Pレンジに入れられない?一体どういう状況なのか?

車はフロアシフトを採用しているカローラです。

シフトレバーPレンジへ入れられないというのは、一体どういうことなのか?

問診をすると、車に乗って家に帰ってきた。エンジンを止めようとPレンジに動かしても動かない。Rからその下までは動くけどPレンジにだけは入らないという事です。

そんな事ってあるのでしょうか?

Pレンジに入らない原因は?

最初に、シフトレバーの構造についてちょっと触れてみます。

この手の機械式のシフトレバーは、レバーからワイヤーが出ており、それがミッションにつながっています。

そのワイヤーを介してミッションのギヤをチェンジする仕組みです。

ただし、シフトレバーを動かすには条件があります。

・ブレーキペダルを踏んでいること

・キーをOFFからONにしていること

普段慣れた動作でやっていますけど、エンジンをかけてブレーキペダルを踏んでシフトを動かしていると思います。

車によってはシフトロック解除のボタンがあったり、キーを差し込む位置があったりもします。

いずれにしろ、これらの動作をしないとシフトは動かない。

他に僕が今まで経験したシフトレバーが動かない原因は2つ。1つはワイヤーのズレや固着。もう1つは雪がシフトレバーの摺動部に挟まって動かなくなっていたことです。

冬だったので、雪が邪魔しているのかなって思いましたが違いました。

シフトレバー内部の折損が原因

結局原因は何だったのかというと、シフトレバー自体の不良でした。

正確に書くと、レバーの中の一部が折れてその部品が挟まっていた。

ご覧の通り、普通シフトレバーの奥ってカバーがかかって見えませんよね?

どうやらそのカバーが割れて中に噛みこんでしまっていたようで、それが原因でPレンジに入れようとしても部品がひっかかって動かないというオチでした。

なかなか珍しい症状で、ビックリしました。

この年代になるとそんな故障も出てくるんだなと。

不定期更新になりますがこちらもよろしくお願いします。

MHOえんぢにありんぐ – YouTube

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