現役整備士が語る!新車を買ったらまずやるべきことは防錆処理

ずっと前から言ってることですけど、改めて伝えたいと思います。

もし、新車を買ったら一番最初にやるべきことは何ですか?と聞かれたとき、真っ先に答えるのは防錆処理だと伝えます。

週に一度や雨の日に乗らないスポーツカーは除きますが。毎日使う車で大切なのは防錆処理です。

車が錆びると、いたるところにダメージが入ります。

時には車検に合格できなくなることだって出てきます。

錆てしまってから、慌てて防錆処理をしても遅いのです。

錆びる前に、強力な防錆剤で保護してあげないと駄目。錆びて、足回りのアームが折れてしまったり、ショックアブソーバーがもげてしまったり。

塩害は本当に車の寿命を縮めます。

防錆処理は何をする?ノックスドールがお勧め

新車時や、買った中古車の防錆をしたいという時、何がお勧めなのかというとノックスドールです。

僕も他の防錆剤をいろいろと試してきました。スリーラスターやら塩害ガード。その中で一番いいなと思ったのがやはりノックスドールです。

スリーラスターはいわゆる水性パスターと同じガンを使って吹き付けることができます。

その仕上がりはきれいです。水性パスターよりは塗膜が厚いので、まあまあいいんですけど。

ノックスドールはどうか?

ノックスドールはさらに分厚い膜を車の下廻り全体に形成することができます。

これが非常に効果が高いのです。というのも、5年も使えば錆でボロボロになる塩カル地域があるんですが、新車でノックスドールを施工しておけば全然耐久性が違う。

錆による部品交換は皆無でした。

うちも久しぶりの新車を買ったので、入念にノックスドールを吹き付けておきました。中空部には750を流し込むので、内部からの錆もおさえてくれます。

車にとって錆っていうのは骨格をやられるようなものなんです。ネジで固定しているアームなどは新品に交換ができます。

しかしものコックボディになると、それこそパネル交換の切った貼った作業が必要になる。そうなると板金屋さんの出番になり、非常に高額な修理代がかかってきます。

新車を買ったら何はともあれ防錆処理をしてください。雪が降る地域の人は絶対にお勧めです。

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