今回で2回目の遭遇となりました。
ヒーターコントロールが動かないということで、入庫してきた車です。
症状としては、風向の切り替えレバーが非常に固い。
ちょっと力を入れると、すぐにコントロールのワイヤーが外れてしまいます。
ワイヤーを外した状態で、風向の切り替えノブを動かすとスムーズに動くので、問題はヒーターユニットにある。ということで分解しました。
原因を特定するためには、ダッシュボードを外してヒーターユニットを確認しないといけません。
ヒーターの風向が動かなかった原因は何だったのか?
原因はこちらでした。
デフロスタの吹き出し口から何かが混入した形跡があります。
風向切り替えのルーバーにも染み付いています。
匂いを嗅いだらコーヒーっぽい匂いがします。
デフロスタの吹き出し口って、構造的に風向切り替えルーバーにダイレクトに繋がってる車が多いです。
ここに甘い液体をこぼしたりすると、張り付いてしまうので注意が必要です。
車の中で基本的に甘い飲み物などを、ドリンクホルダーに置いておくのはやめた方がいいですね。
掃除して動くようになりましたが、ドリンクホルダーには蓋のできるペットボトルなどを置くくらいにしておくのがおすすめです。
スライムクリーナーが割と汚れは落としてくれます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。