昨日ネットサーフィンをしていたら、こんなスレッドが目に止まりました。
内容は
「車検に車を出したら、バッテリーを交換しないと車検に通らないと言われた」
というものです。
そのスレッドを見ると、どうしてバッテリー交換をしないとダメなのかといった根拠はかいてありませんでした。
実際のところ、バッテリーが弱ってるとして交換しないと車検が通らないというのは本当なのか?という点について書いてみます。
厳密にいえば、バッテリーを交換しないと車検が通らないケースってありえます。
どういう状況かというと、エンジンをかけたら始動がもはやできないほどカラカラの状態の場合です。
バッテリーって、かなり劣化していたとしても充電をすれば、しばらくの間は再始動が可能になることがほとんどです。
エンジンを切って、すぐにもう一度かけようとしてかからない。こういう場合っていうのは車検がNGになります。
検査項目の中に、エンジンの始動性についての項目があります。
エンジンがすぐ容易にかけられる状況じゃないとダメだということです。バッテリーが空っぽで、充電しても始動ができなければ検査にはパスができません。
同じく、セルモーターが不良でエンジンがかからなくなっている場合もだめだし、リングギヤが削れて、セルモーターを20回以上回しても噛み合わない時っていうのも、厳密には始動性を確保できてないのでダメだと言われても仕方ありません。
大抵あげてしまったバッテリーって、ブースターでつけがけして1時間もかけっぱなしにしておけば、エンジンの始動はできるようになることが多い。
翌日になったらダメになってるかもしれないですが。検査中にちゃんと再始動ができるようなら大丈夫ですが、エンジンがかけられないようでしたらバッテリーは交換しないとダメとなります。
デサルフェーターをつければバッテリーの延命が可能になります。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。