日産の状態が非常によろしくない事態になってきました。営業利益が前年度対比で9割減。
そして9000人規模のリストラをすると発表。
一体どうしてこんな状態になってしまったのか?
考えてみると、今の日産のラインナップ。どうなのかなと。
実際に僕が働いている会社でも、日産車も取り扱ってますがほぼ売れていません。
なんでかと言うと、ショッピングリストに上がる車種が少なすぎることが原因です。
一つだけノートの注文が入っていますが、それくらいです。
今の日産を見渡すと、売れ筋なのはセレナとノート、それとサクラくらいです。
サクラは電気自動車なので、取り扱い自体がちょっと変わってきます。セレナはe-Powerの4WDが販売開始となるものの、プラットフォームが古い。
ノートはデザインが・・という点で苦戦を強いられています。
昔はトヨタよりも強かった日産です。90年代には魅力的な車がたくさんありました。みんなが思い浮かぶのって1990年代の日産なんだと思います。
それこそスカイライン、スカイラインGT-R、シルビア、180SX、パルサーもあればマーチもあった。フィガロやBe-1、PAOにラシーン、セレナ、ラルゴ、シーマにセドリック・グロリア。
ブルーバードにテラノ、セフィーロ、エルグランド、キューブ、サニー。
パッと思いつくだけでこれだけ出てきます。
今はノートとセレナ・・・。スカイライン400Rも存在感を放っていますけど。Zは納期の問題で相当ダメダメになってしまいましたし。
どこでどう道を間違えたのか?リーフが出た時に、お客さんに対して向き合ってこなかったという点もマイナスです。
リーフといえば電気自動車のパイオニアとして出てきましたけど、バッテリーの問題に対して日産は真摯に向き合ってきませんでした。その当時最先端のリチウムイオン電池も今や中国・韓国のリン酸鉄リチウムイオンに比べると寿命的に厳しいです。
やはり一番は魅力的な車を作ってこなかったことと、お客様対応で水をあけられたのかなと。
そして役員報酬はびっくりする金額をもらうと。そりゃ日産で働く人は納得いかないでしょうね。
今の日産の状況をみると、経営陣の舵取りが失敗したとしか見えませんので。
その責任を末端に背負わせてリストラって、これはいただけないですよね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。