新車紹介

新型BRZはスペアタイヤ付を選べ、長尺物を載せることも可能な優秀なスポーツカー

新型のBRZと86がデビューしました。BRZの方がデビューが速く、僕も現車を1台みた事があります。86の新型はまだ見たことがありません。

旧型よりも車格が1ランク上がった感の強いBRZと86ですが、日常で使うには便利な機能もあります。あまりクローズアップされていないBRZの細かい部分を紹介します。

まず、BRZにはオプションでスペアタイヤ付きを選ぶことができます。

スペアタイヤを廃止して、パンク修理剤を載せる車が増えていますが、いざパンクすると困るんです。バーストをさせてしまえば対処の使用がないためレッカーになること。

そして、修理剤を使ってしまうと、タイヤをホイールからはがして内部を洗浄しないといけない。走れるようになるけどその後のパンク修理代が通常以上にかかります。

だったらスペアタイヤを積んでおいた方がいいよねっていうのが僕の考えです。環境面は確かにわかるけど、パンク修理キットを一度も使わないで廃車になっていく車も相当数あります。

これは事実です。なので、応用が利くスペアタイヤの方が安心です。

でも価格がいけてません。スペアホイールキットが19140円工賃込みとなっています。カタログを見ると、タイヤ代はここに含まれていない模様。

高いけど、安心が買えます。

長尺物が載せられる意外と使えるBRZ

BRZはユーティリティもなかなか考えられています。

その昔、僕はFD3SというRX-7に乗っていました。とてもかっこいいデザインの為、タイヤを積もうにも純正サイズのタイヤを4本積むのが非常に困難でした。

ホイール付きだと、スペアタイヤを外したりしないと4本積むことは難しかったです。

しかし、BRZはそんな問題を解決しています。

リヤシートを前面に倒せばこの通り。若干ながらフラットな空間ができます。

タイヤはもちろん積めますし、ゴルフバッグやスキーだって積めると思います。

もしかして車中泊もできるんじゃないかと。小柄な人ならエアマットを敷いて車中泊もいけそうですね。

このリヤシートの形状はいいですよね。

BRZと86はサーキットを走ることを考えられています。タイヤを積めないと話になりませんからね。

新型の2.4L水平対向エンジンはゆとりを与えてくれる

新型のBRZには従来の2Lからエンジンが2.4Lになっています。

ターボやスーパーチャージャーなどの過給機こそ付いていませんが、400ccアップしたことによることで、トルクが太くなり扱いやすくなっているのもポイントです。

エンジンのシリンダーブロックは拡大せずにボアをアップをしています。FA24は従来型のエンジンに比べると、全域でトルクフルです。

ATにはアイサイトも搭載してきた!

スバルと言えば、運転支援システムのパイオニアでもありますね。

ステレオカメラのアイサイトは、出たばかりの頃他のメーカーのそれを圧倒していました。

先代では搭載されなかったアイサイトをATモデルでは選べます。

おそらく高齢者になりサポカー限定免許になったとしても、サポカーSワイドに該当しているため、ATのBRZならサポカー限定免許でも運転できるかもしれない。

今度はマニュアルにも何とかアイサイトを搭載してほしいところです。

ロードスターかZかBRZか

BRZを買おうと思って迷うとしたら、ロードスターや新型になるZあたりが悩ましい存在です。

ロードスターよりも車格が上で、Zよりも安い。

ちょうどいいポジションにあるのもBRZと86です。

おそらくこれから先純粋なエンジンで走るスポーツカーは、出なくなる時代がやってきます。そのファイナルを飾るのが新型のZではないかとい言われています。

いずれにしろ次のモデルは電動化を組み込んでいかないといけない時代になりますから。

今のうちにマニュアル車で思い切り走りこみたいという人には、ショッピングリストにいれたい1台ですね。

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