今更ながら、新型のアトレーワゴンを見る機会がありました。ちょっと紹介してみます。
新型のアトレーワゴンですが、最大の変更点は何か?
それは今まで5ナンバーの乗用モデルだったのが、4ナンバーの貨物車に変わったことです。
どうして4ナンバーの貨物にしたのか開発陣によると、そもそも従来型のアトレーワゴンであっても4人乗車で使ってる人が少ないということ。
自動車税などを考えると4ナンバー化したほうがいい。そう判断したようです。
ミッションがCVTになりました。エンジン本体はKFのままですが、CVTは新開発されたものを搭載されています。そのおかげで燃費が良くなっている。
室内空間はどうか?
貨物車になっただけあって、リヤシートは作りが変わっています。
インパネなどの質感は、貨物車ではなくて乗用車っぽいですね。
車中泊などにも使われることが多いそうです。
そしてふと見たら、ビックリしたのがこちら。
リヤのスライドドアですが、注目すべきはガラスです。
これ、もしかして窓ガラス上下しないですよね?知らなかった。昔のバスみたいに後ろ側が少しだけ隙間あけられるタイプになっています。
これはよろしくないな!リヤシートに人を乗せたとき、後ろの人が窓を上下できないわけですから。はめ込み式ですか?ビックリです。
はめ込み式にすることで、パワーウインドウのモーターやらレギュレーターをドアに備える必要がないので、車体のコストダウンははかれますけど・・。
徹底的に二人乗りって感じですね。
タイヤももちろん12インチの貨物タイヤです。145/80R12 78N!
今までのアトレーワゴンは165/65R13という特殊サイズだったので、タイヤ代は安くなります。
しかし、乗り心地が多分少し変わると思います。65扁平の場合だと肉厚でタイヤがクッションになりますから。
ミッションは新型!安全技術は盛りだくさん。しかし貨物化され、タイヤは12インチ!さらにはリヤガラスは昇降式ではないので、後ろに乗る人は窓を開けられない!
それでも売れてますからね。使い方を割り切ればいい車なんですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。