過去の話なんですが、ディーラーから納入された新車の走行距離が20kmを超えていました。
僕ら業者販売をディーラーからしてもらっている業者、お客さんまでに新車を納入するながれは以下の通りです。
お客さんと商談後、注文書をかわす。
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車が間に合うタイミングに合わせて普通車なら印鑑証明などを取得、軽自動車なら住民票をとってもらう。
それに伴い車庫証明を警察署に提出。
車庫証明や公的の書類は有効期限が決まっています。新車の納期が半年待ちとかになってしまうと、早くに書類をとってもらっても無効になってしまう。
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車の納入日が決まってきたら、当社が自賠責保険を切り登録に必要な書類一式をディーラーに渡し、登録してもらう。
その間納車整備を進めて、打ち合わせをした日に納車する。
こういうフローになります。ディーラーから先に車を持ってきてもらう場合もあります(登録作業は後ほど)当社でナビをつけたり、オプションなどを車両に取り付けたりする作業がある場合、先に車をもらったほうが効率が良い為。
特に納車日が慌てなければ、ナンバーを登録してつけてもらった時点で車を納入してもらうこともあります。
前置きがかなり長くなりましたが、ディーラーから届いた新車を見てびっくりした件。
オドメーターが新車なのに20km以上走っていたこと。これはどういうことだろうか?確かレッカー車で運ばれてきたはず・・。
たまに仮ナンバーをつけて自走してくるメーカーもあります。それにしても20kmオーバーとは・・・。
ディーラーの担当者に聞くまでもなく説明してくれました。
カーメーカーは、100台単位か1000台単位か詳細は変わってくるらしいんですが、市販される車を若干テストする個体があるそうなんです。
メーカーからディーラーに降ろされるまえにすでに走行距離は20kmを超えていたと。それはメーカーでテストする個体に当たってしまっていたから。
その旨をお客さんに伝えて欲しい。という。
僕が長年車屋さんで勤めている中で唯一の1台でしたね。そのメーカーも覚えていますけど、営業はちょっと頭を抱えていました。そんなレアなこと、どうやって説明しようかなぁって。
今でもこういうケースがあるのかは深く調べていないんですが、納品された新車のオドメーターが20kmを超えているとかっていやですよね・・。
新車で入ってくる車はそのほとんどが10km未満の走行距離です。自分だったらやっぱり10km未満であって欲しいですね〜。
20kmなんていうと隣町までいけちゃう距離ですからね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。