車にはネジロックを塗って締めないといけないネジがたくさんある

車には数え切れないネジが使われています。
ネジは規定のトルクで締めていればそうそう緩むことはありません。
しかし走行中の振動などにより、ネジが緩んでくることもあります
ネジにスプリングワッシャを入れるなどして対策してある部分もあります。
結構驚きなのが、トラックの荷台とフレームを締めているボルト。これはやはりよく緩んでいる。
トラックの車検ではそういったネジの緩みを確認する項目も、記録簿には記載されています。
しかし、絶対に緩んではいけない部分もあるわけです。そういった部分には
ネジの緩み止めのネジロックがネジに塗られています。

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ネジロックが塗られたネジを外すと、最後まで結構力が必要になります。
ネジロックが塗られているボルトは外車であれば、キャリパーのネジ。
あと有名どころは、デフとファイナルギヤ。それとオートマチックであれば、トルクコンバーターとリングギヤ。
シートベルトの取り付けもネジロックが塗ってあります。
あと希にドライブシャフトとデフのサイドフランジにも塗ってある車もありました。
まあシートベルトなんかは緩んでは絶対にいけない部分。ネジが緩んでは全く意味をなさなくなる。
長くて細いボルトにネジロックが塗ってある場合は、その保持力が強力で
ネジが折れてしまうこともあるくらいネジロックはなかなか強力です。
自動車を整備するときネジロックは持っていないといけないときが来るので一つ買っておきましょう。
ネジロックが塗られているネジはネジを完全に外すまで、かなり固いということ。
外したネジのネジ山に青や緑の粉みたいのが付着していたらネジロックです。
そういったネジには再度ネジロックを塗布してネジを規定トルクで締め付けます。


ネジロックが塗られているのは重要な証。必ず規定トルクでネジロックを塗って締め付けましょう。
以上ネジロックについてでした

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