実家のND型ロードスターです。走行距離がほぼ7万キロまで走っていました。
今まで手をかけてきた整備って、油脂類の交換。
消耗部品だと5万キロ台でエアクリーナーを交換した位。あとは燃料添加剤やRECSを施したりしたくらいです。
車検時にはブレーキフルードなどは変えていますけど。
そろそろ他の消耗部品を少しずつ変えていこうと思い、まずはプラグを交換することにしました。
ロードスターに装着されているプラグはイリジウムプラグで、10万キロ交換とされています。
それを何故7万キロほどで交換するのか?
単純に早期予防というやつですね。10万キロもつと言われているイリジウムプラグでも、今まで10万キロもたずして失火してきた車を山ほどみてきています。
DENSO イリジウムタフ スパークプラグ ロードスター ND5RC H27/5~ P5-VP/P5-VPR 品番VCH20(4本)
プラグが失火すると、下手な話普通に走行が困難で非常に危険です。
なので僕は10万キロもつプラグであっても7万キロ位で交換をしています。
用意したのはイリジウムタフ。
このプラグのいいところはコスパが高い。ネットで買えば1本1000円位。その割に10万キロもつ耐久性があり、中心電極が細くて安定したスパークもしてくれます。
純正装着されているのもデンソーのプラグですが、イリジウムタフに交換します。
4番コイルを外すのに邪魔なので、タワーバーを中央部で外します。14mmのナット2個。
続いてエンジンカバーを外す。これははまってるだけなので、引っ張って外す。
コイルのネジとカプラーを外す。
コイルのネジは8mmです。
コイルを外して、プラグを外します。
プラグのネジは14mmです。
外したプラグはまだ使えるので、緊急時に備えてトランクに入れておきます。
純正プラグとイリジウムタフの比較。
全数交換します。締め付けトルクに要注意。通常のプラグよりもネジ山が細いロングリーチタイプです。
プラグを付けたらコイルを装着。
元に戻して終了。
NDロードスターのプラグ交換って、教習車としても使えるくらいやりやすいです。
この車の整備性って、かなり優れているので、初心者にもお勧めです。
交換後はもちろんエンジン一発始動です!
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。