ダイハツ車には最近搭載されましたが、ホンダ車には昔から搭載されていたスパナマーク。
いわゆるオイルメンテナンスの時期をドライバーに伝えるものです。
今回はこちらのNBOXのターボで、オイルメンテナンスのリセット方法を記しておきます。
説明書に書いてありましたが、ちょっと理解するのに時間がかかるので、もっとわかりやすく書いてみます。
バモスなどは、メーターの警告灯にあるスパナマークを点灯させたりしました。が、NBOXのターボはこのようにメーターに表示されます。
他のメーカーもそうですが、これは時間軸と走行距離で管理しているだけなので、オイル交換後にリセットしないと、オイルが新油であってもワーニング表示します。
つまり、オイル交換をしたらその都度リセットしないといけないわけです。
それではリセット方法について。
基本的に、リセットはステアリングスイッチを使って行います。
左上の矢印の上下ボタン。それとTRIPのボタンです。
上下ボタンで選択をして、TRIPボタンが決定ボタンになっています。
それでは実際のリセットに移ります。
まずはこのステアリングリモコンの上下スイッチを押して、この画面を出します。
この時計・車両設定です。
この画面の状態でステアリングリモコンのTRIPボタン(決定)を押します。
すると表示が変わりますので、上下ボタンを押していきます。
メンテナンスリセット表記になったらTRIPを押します。
そうしたら上下ボタンでリセットを表示させて、またTRIPボタン(決定)を押す。
これでリセットが完了です。
ちなみにこのメンテナンスは5000kmで交換を促してきます。
ターボ車で5000km毎のオイル交換だと、ギリギリかなぁと思いますね。
もう少し早めのオイル交換をすると安心だと感じます。どうしても6ヶ月5000kmでオイル交換時期だとすると、走行距離の方が重視されがちです。
5000kmに満たないからと、車検から車検まで交換されてない車も見かけますので。
ターボが壊れたら10万円近い出費になります。もちろんエンジンにもよくありませんので、オイル交換は早めにお勧めします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。