自動車整備に限らず、何かと日常でネジを回すことがあると思います。
僕も整備士になる前までは、ネジの回し方が非常に苦手でした。
普通のプラスネジなら、
押さえつける力8:回す力2
このくらいの力配分でネジを回すのがポイントになります。当然ネジにあったサイズのドライバーじゃないとダメ。
昔はそんなこともわからなかったんですよね。そして、プラスネジに限らずボルトやナットもそうです。どれだけの数を舐めてきたか。
ネジがなめてしまったら、リカバリーが大変になります。そんな時に役に立つ工具を紹介。
目次
ショックドライバー
メーカーはどこのものでもいいと思うんですが、固いネジがあったときにこれがあるとないとではえらい違いです。
こんな感じでひっぱたいて使います。便利です。
ひっぱたけばそれでおさえる力8。そして自動的に回転します。
当然回転方向を左右に変えることもできますので安心!
ツイストソケット
これはなめたネジを回すのに役に立ちます。
1つ1000円程度で買えます。サイズは10mm、12mm、14mm。この3つがあれば、かなりの作業をカバーできます。
錆びたネジもがっつりグリップ。
一気に回します。
外せるんですよ〜。この工具にどれだけ助けられたか。
僕は整備士になる前って、錆びたネジはどうやって外すんだ?って疑問だらけでした。
最終的には酸素で炙ってあげるのが最強なんですけど、こういったツイストソケットも効果は絶大です。
錆びて頭が丸くなったネジを回すには、ワンサイズ小さいソケットをネジに打ち込んで回すなどの荒療治がありますが、それをやるとソケットが割れる可能性が高い。
そんな時にこのツイストソケットです。これがあれば最強!
ちなみにこういったノンスリップソケトセットも割安で売っています。
これ、僕も買いましたがある程度のネジ舐めならカバーしてくれます。酷いものになるとやはりツイストソケットがないとダメですけどね。
ネジが舐めたら落ち込まないで工具の力を借りましょう。
持っているだけでかなり違いますよ!
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。