三菱のグランディスです。
型式UA-NA4W
エンジン 4G69
15年式
このグランディスのファンベルトを交換したのでレポートしたいと思います。
一本だけで全ての補機類を駆動しています。
張りを与えているのは、シリコンオイルが封入されているオートテンショナー。
要領は3G83のサーペインタインと同じ。簡単です
まずはタイヤハウス内のアンダーカバーを外します。そうするとこのようにエンジンが横から
見えるようになる。この状態で下からベルトを交換します。
サーペインタイン方式はベルトが長いのが特徴。
外す前に、その取り回しをメモしておくのがポイントです
ということで、オートテンショナーを固定する作業にうつります
用意するのは、このように12,7のエクステンションとラチェット。
それとあとは細めのドライバー。これだけあればOK
オートテンショナーに四角い穴が開いています。ここに12,7の大きさのエクステンションバーを差し込む。
そしてオートテンショナーを緩みの方向へスライドさせます。
結構力が必要になります
オートテンショナーをスライドさせて、テンショナーに開いている穴とステーに開いている穴が
直線状になったら、そこに細めのドライバーを差し込むと、テンショナーの動きを止めることができる
これでテンショナーはロックしてベルトがゆるんでいます。今のうちにベルトを交換します
6PK1875
そのままだと、力が加わっているのでドライバーを抜きにくいので、
エクステンションをまたさして、さらに緩みの方向へ移動させている間にドライバーを抜く。
そしてエクステンションも抜く。これで終わり
あとはエンジンをかけてみて、ベルトの溝が全てずれていない事を確認して終わり
グランディスのファンベルト交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。