車には車検があって、そこの項目で排気系統からの排気漏れがあると車検に不適合となってしまいます。
つまりマフラーに穴が開いてしまうと車検に落ちてしまうということですね。
車検のとき、今回はずいぶんとお金がかかったなぁーなんて思う原因は
タイヤを交換した
重整備があった
マフラーを交換した
この3点になってくると思います。
特に、マフラーは乗らない車であっても穴が開いてしまうからたちが悪い。
お勧めは、マフラーにもある程度の整備をする。
耐熱シルバーです。
耐熱シルバー塗装。
こいつはマフラーを塗装するのに適したアイテム。
マフラーをシューっとな。
マフラーは中からの錆が穴につながりますが、塩カルによる被害も無視できません。
スプレー1000円一本でマフラーの塗装が可能です。
何年かに一度はマフラーのジョイントや付け根、それと溶接部だけを吹くだけでも穴を防げますので試してみてください。
車検時に、自分で耐熱スプレーを買っておいて、整備士にマフラーをちょちょっとスプレーしておいてもらう。これは手間かからなくて最高!
リフトアップしての状態なので、マフラー全域にわたって色を塗ってもらえるので耐久性が変ってきます。
自分でこまめに耐熱塗装をするのもポイントですね。
マフラーを長持ちさせるには、チョイ乗りは避けること。
エンジンが完全燃焼すると水を発生して、マフラーの中にたまってきます。
マフラーが高温になっていると、蒸発するけどチョイノリだと、蒸発しないで水がたまったままになる。
それが内部から腐食をさせる原因になります。
仮に穴が開いたら、マフラーパテなどである程度は補修が可能です。
しかし、ペラペラになっていれば駄目。
交換しかない。
車検でマフラーを換えないといけないというときに、ヘタな社外品は選ばないこと。
車検対応であっても、内部の腐食などにより音が年々大きくなります。
その内大音量で通らなくなったなんてチューニングマフラーもある。
車検対策であったら、自分で純正相当マフラーを購入して車検時に付け替えてもらうのがよい。
価格は純正の半額程度だし、リーズナブル。
車というのはテクニックである程度の出費を上手く抑えることが出来るのです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。