電気自動車にはない部品ですが、エンジンのついた車で大物の部品というとマフラーです。
車検の時にマフラーがダメで交換しないと通らない・・しぶしぶ交換したという人も多いでしょう。マフラーは車の部品の中ではかなり高額なパーツです。
マフラーの役割はエンジンの排気ガスを外へ導くものと、その過程で消音させていくこと。さらには排気ガスをクリーンにすること。この3つです。
排気ガスを綺麗にする役割は 触媒が行います。もし、マフラーがない車だったらどうなるか?
まず音がすごい状態になってしまいます。たまにマフラーがもげて爆音状態の車がありますが、エンジンからマフラーを取り除くとものすごい音になります。
例え軽自動車のエンジンでもです。そしてもう一つの問題。エンジンからマフラーを取り除くと排気ガスがおそらく室内に充満してきてしまいます。一酸化炭素中毒などになる可能性があり大変に危険です。
マフラーの交換時期はいつを目安にするのか?
本当に小さい穴があいて排気漏れが起きている。ということであれば溶接で修理することもできなくもありません。ですが、周りが錆びて肉薄になっていると交換しないと途中でもげてしまうかもしれない。
マフラーの交換時期は穴が開いていて、溶接ができない場合です。
マフラーの交換費用はどの程度か?
一番安くて、テールパイプが錆びて交換という場合。15000円程度で大丈夫。ですが、触媒が内蔵されている部分がダメになってしまったら、部品がとても高いです。
車によっては10万円を超える部品もたくさんあります。ポイントはどこに穴が開いて交換が必要か?というところ。
マフラー交換費用は15000円〜150000円程度になります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。